待って欲しかった
お願いだから、置いていかないで
私を置いて、世界と時計は回って行く。
気がついたら全部、遥か彼方、私の後ろにあった。


**********


何がしたいのかは分からない
だけどとりあえず確かなのは
私はあなたが死んじゃいそうなくらい好きってこと
恋なのかなぁ愛なのかなぁ、人として?
馬鹿な私には分からなかった
でも何もかも全部、大好き
美味しくないとこもあるはずなの
それにあなたを全ては知らないと知ってるの
でも吐きそうなくらいいっぱいいっぱい詰め込んで
気持ちが悪くてしょうがないけど、でも幸せなの
こんな歪んだことあるかなぁ、わからない
なんでもいいよ、好きなんだよね。


世の中の全部捨ててもよかった
別になんも知らないけど
あなたのことも私のことも世の中のことも
知らないけど、きっとあなたが死んだら私は死ぬし
あなたに恋人が出来たら全部吐いちゃうんだよね
それでもやっぱり好きで、吐いたものをかき集めてもう一度飲み込もうとするのきっと
ぐちゃぐちゃで、東京の汚い道路の地面で汚れて、
信じらんないくらい醜くて、私もそんなもので口の周りいっぱいにしてて、見てらんないの
でも全部無くなっちゃう気がして、好きな気持ちも何も
どうしてもそれだけは保っていたくて、頑張るの。

みっともないね、知ってるよ
でもそんなのとうにわかってる
いいでしょう、私の自由
知らないよ、なんにも
体裁も社会性も常識も
私はあなたに愛のこもった、押しつぶされるくらいのハグをして欲しいし
私はあなたに窒息するようなキスをしたい

歪んでたっていいのよなんでも
みんなは恋って言うけどね
恋ってこんな汚いの?
私は恋じゃないと思うんだ
恋なんてね、私もう死んでもしたくないの
なーんにもいいことないし、私の関わる恋は全部みんな傷ついて終わるから
例え恋だと言うならね、どうしろと?
あなたが私を好きになることは地球が爆発したってありえない
わかんないよ、諦めてるだけだよ、チャンスあるかもよ
綺麗事求めてんじゃないの、私は私の目を1番信じてるし1番嫌いだし。
あなたを世界で1番見ていたい私が見ててわかったことなんだよ、狂いはないのよ
現実見てるだけなんだよちゃんと
私は賢いと思う
でもこんなね、おかしな私でも、引かないでくれるのはどうしてかな
辛い時にいつもそばに居てくれるのは、あなたがただあまりに優しすぎるだけなの、知ってる。
ほっとく訳にはいかないし、って言うの。
誰にでもきっと同じことするよ、でも私は知っててその優しさに漬け込んでんだよ
それで勝手にもっと好きになって大好きで大好きでしょうがなくて、狂ってて
もっとおかしくなってんの、やっぱり賢くなんてないね私は世界一の大馬鹿者だと思う

あーあ、わかんない
頭の悪い私にはわからない
考えようと頭を巡らせてる間に世界は進んでて
置いてきぼりだ、迷子のこどものきぶん
よくわかんないけど
とりあえず今日もあなたにだる絡みのメッセージを送った
ねー、好きなんだけどなぁー。
あまりにも私には難しいから
なんにも考えないでそばにいさせて欲しいなぁー
知ってるよ私の事興味無いの
好きじゃないの。
絶対いつか離れていっちゃうの
いいよ離れていったらその時に死ぬから
それまではそこにいて欲しいな、来てくれなくてもまだいい、私が会いに行くから

拝啓、あなたへ
この世でいちばん醜い好きを。