問わず語りの汽水域

青春・恋愛

ひじょうぐち/著
問わず語りの汽水域
作品番号
1728933
最終更新
2024/08/28
総文字数
30,711
ページ数
12ページ
ステータス
完結
いいね数
10
ランクイン履歴

総合68位(2024/09/03)

青春・恋愛30位(2024/09/03)

ランクイン履歴

総合68位(2024/09/03)

青春・恋愛30位(2024/09/03)

あらすじ
読書家で学業は優秀だがコミュニケーションが苦手な高校生の三上佳樹。
彼の母が営む民宿『みかみ』に二週間“おてつたび”で滞在することになった天真爛漫な大学生の志木佳奈恵。
二人は同じ屋根の下で過ごす中で徐々に打ち解けていく。
佳樹は、佳奈恵に引っ張られる形で自分の消極的な生き方を顧み、佳奈恵もまた佳樹の真っ直ぐな態度や言葉に影響を受けていく。
これは二人の男女が曖昧で停滞した人生を動かすひと夏の話。

この作品のレビュー

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この作品の感想ノート

現在3万字完結を目標にした短編制作に取り組んでおり、勉強がてら読ませていただきました。


………めちゃくちゃ良かったです。


自分なりに沢山の学びが得られた作品で、まだまだ精進しなければ、と強く感じさせられました。ただ、そうした書き手としての観点以上に、純粋に一人の読み手として物語を存分に楽しめました。良い読書体験になりました。これからのご活躍を願っております!

2024/09/27 18:07

拝読しました。
あのたぶん言葉ぐちゃぐちゃになるんですけど、まず言わせてください。最高です、このお話大好きです。

明るくて行動力があって魅力的な彼女が、ときおり見せる弱い姿。何かあるのかな、といろいろ想像しながら読んでいたのですが予想外でした。
たとえ嘘でも、彼女からもらった元気とか、彼女と過ごした日々とか、彼女を見て主人公が抱いた感情は絶対に嘘じゃないんですよね……。ぐう……うまく言葉にならずすみません……涙が止まらないです、最後映画のワンシーンみたいで、本当によかったです。

あと他の作品のときにも言わせてもらったのですが日上口さんの書かれるお母さん、毎回魅力的すぎます。きっと彼女は主人公だけじゃなくて、本気で歓迎してくれて心配してくれているお母さんとか、静かに見守ってくれているお父さんにも救われたんじゃないかな、と思うとまた涙が出そうです。
彼女が泊まりに来てくれて本当によかったです。ラストシーンから明るい未来が想像できるので、ぜひ二人にはまた再会してもらいたいものです。

本当に素敵な作品をありがとうございました!
大好きです!!

2024/08/28 23:10

この作品のひとこと感想

すべての感想数:7

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