破れた最後の一ページ

青春・恋愛

破れた最後の一ページ
作品番号
1728775
最終更新
2024/08/29
総文字数
18,378
ページ数
6ページ
ステータス
完結
いいね数
2
『これ、未来の予言書なんだ。ここに書いてあることは必ず起こるんだよ』

 鍵のついた引き出しから葉月が取り出したそのノートに、葉月の書く日記の様な予言を合わせて、俺は予言日記と名前をつけた。


「——俺、予言日記好きだったよ。まだやってるの?」
「ううん、もうやってない。あの日でやめちゃったんだよね」

 俺の手に予言日記が渡った時、その最後の一ページは破り取られていた。
あらすじ
 小学生の頃。葉月と飛鳥は予言日記という二人だけの特別な日記を書いていた。しかし飛鳥の引っ越しが決まり、別れ際に予言日記は飛鳥に手渡され、二人の大事な思い出として幕を閉じる。
 その後大学生になり、二人は偶然の再会を果たす。また予言日記をやろうという飛鳥の誘いを、葉月は断った。葉月は何か秘密を抱えている様だった。

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