●その後のお話箇条書き。


・奴隷商人一行を捕まえる。

・魔導転送装置に新しい魔導石をセットして王都へ(奴隷商人も一緒に)

・奴隷制度が禁止されている王国で、奴隷を所有する貴族の情報を聞き出す。
 その貴族の中にガルバンダス侯爵家も含まれていた。

・魔導石の精錬が可能になったことを王様に報告。
 ここではまだ公表は控えることに。
 
・奴隷商人の捕縛、魔導石の件もあって褒美をくれるという。
 そこでデュカルトは、獣人たちとエルフたちが国境を超える許可書が欲しいと頼む。
 王様は自由に行き来で、免税もできる通行書をくれる。

・ロックレイから麓まで魔法で雪を溶かしつつ、融雪装置を設置。
 家族を迎えに獣人代表と冒険者一パーティーがロックレイを出立。

・春。獣人族がロックレイに到着。そのままロックレイに移住させて欲しいと頼まれ
 デュカルトは承諾。鉱山で働く頼もしい存在に。

・雪が解けて本格的にダンジョンモンスター騒動の調査開始。
 新しくダンジョンが生成される。

・ロックレイに冒険者ギルドの支部ができる。
 冒険者が新しいダンジョンへ挑戦するために訪れるようになる。
 宿の再開、町の建物を修繕。人手が足りず、父のハーセラン侯爵に助けを求める。
 侯爵家の領地から数十人ほどが手伝いにやってくる。

・奴隷商人から助けたエルフ族が、同胞をロックレイに呼びたいと言う。
 魔女の森に住まわせてほしいと。
 町の復興にも協力し、町で働いてもいいと。

・鉱山では魔導石とアリハルコンの鉱脈がついに見つかる。
 その噂はさすがに秘密にはできず、王国から公式に発表される。
 その噂を聞いてドワーフ族が「働かせてくれ!」とやってくる。
 ロックレイのドワーフ族と合流してもらう。

・ドワーフの協力もあって、一年後には町の建物はほとんどが修繕or新築に。
 他国で暮らす獣人族が、虐げられる暮らしから逃げてロックレイにやってくる。
 獣人、エルフ、ドワーフが大勢暮らす町に発展。

・前世の知識を生かした魔導具を開発し、国内だけでなく他国からの注文も殺到。

・ガルバンダス侯爵がロックレイの採掘権を譲れと言って来る。
「娘はお前を我が子同然に育ててやったのだ。その恩を返すときだろう」と無茶ぶりで。
 育ててもらったつもりはないと追い返す。

・暗殺者襲撃。フレドリク無双であっさり撃退。

・王様の腹違いの弟が採掘権の交渉にやってくる。
 さすがに王族相手では無碍にはできず、どうするかと悩んでいる間に
 ルキアナが転送装置で王城にいって王子を連れて来てくれる。
 王弟を追い返すのに成功。

・ガルバンダス侯爵が領地戦をしかけてくる。
 数千の兵を仕向けてくるが、ロックレイは山地。そしてここには獣人、ドワーフという
 物理戦闘に長けた種族と、精霊魔法の使い手であるエルフが多く暮らす領地。
 侯爵軍はアッサリ敗北。
 領地戦をしかけた罪で爵位はく奪、全財産没収。

・王弟とガルバンダス、いくつかの王弟派が反乱を起こす。
 国王暗殺計画とロックレイ襲撃を同時に行い、大軍を前にさすがのロックレイ軍勢もやや劣勢に。

・膨大な魔力を持ちながら、魔法が使えない体質のデュカルトだったが
 ゴースト大賢者ヴァルゼルンドが憑依することで、魔法が使えるように。
(ヴァルがデュカルトから出ていくと、また魔法は使えなくなる)
 王弟派を撃退。
 国王暗殺計画の方も、それを知ってすぐに獣人族とエルフ族、ドワーフ族の中でも
 一番優秀な戦士とフレドリクを向かわせたことで、王も王妃も王子も無事。

・ロックレイを孤立させようと王弟や王弟派が買収した周辺の領地は
 今回の功績としてデュカルトに全て与えられる。

・大貴族の仲間入りをしたデュカルトだが、相変わらずレンチンでみんなに
 料理を振舞う暮らしぶり。
 今日もデュカルトは生活に便利な魔導具の開発に勤しむ。