- 作品番号
- 1727320
- 最終更新
- 2024/10/15
- 総文字数
- 6,611
- ページ数
- 1ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 20
- ランクイン履歴
-
総合35位(2024/06/28)
青春・恋愛17位(2024/06/28)
高校の時に憧れていた先輩に、7年ぶりに再会した。
10代のあの頃。高い壁の向こう側にいた彼は、私には手の届かない存在だった。
今夜が最初で最後のチャンス。
その熱視線を独り占めしたい。
でも、気づいてしまった。
先輩はまだ、あの子だけを想っている。
もうすぐあなたの親友の、花嫁になる人なのに。
だから私は嘘をつくの。
この長い夜を飛び越えて、前を向くために。
W片想いの2人が一夜だけ交わる、切ない恋のお話。
★執筆:2024.6.16~2024.6.20★
10代のあの頃。高い壁の向こう側にいた彼は、私には手の届かない存在だった。
今夜が最初で最後のチャンス。
その熱視線を独り占めしたい。
でも、気づいてしまった。
先輩はまだ、あの子だけを想っている。
もうすぐあなたの親友の、花嫁になる人なのに。
だから私は嘘をつくの。
この長い夜を飛び越えて、前を向くために。
W片想いの2人が一夜だけ交わる、切ない恋のお話。
★執筆:2024.6.16~2024.6.20★
目次
この作品の感想ノート
とても切ないけれど清々しい作品でした。つぼみさんの恋愛を描く筆致に惚れ惚れします。
「ワンナイト」という大人寄りの題材を純情と両立させ、特殊な設定もなく心の機微にフォーカスして描ききる力、そして読後感の良さ。華やかだけど飾り過ぎず、心地よい文体。
読者が共感しつつどこか憧れる主人公として、そこにありそうな手触りが素晴らしかったです。特にラストシーンが素敵でした。
咲良綾さん
2024/06/21 12:16
つぼみさん、読ませていただきました✨
とても切なくて、ドキドキしてしまいました。
いけないと分かっていながらもついた嘘が、きれいなものではないけれど、とても美しく思えてしまうほどでした。
草加奈呼さん
2024/06/21 09:51
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