「今日はどのくらい進んだ?」
「えーっと……」
済みの紙を貼った箱を見る。
昨日の分とあわせて二箱になっていた。
「ふーん。
でもまだまだねー」
「はぁ……」
まだまだって。
これ以上のスピードなんて、ロボットじゃないと無理じゃないのかな……。
今日もやっぱり、陽華さんに鳥居まで送ってもらう。
「ありがとうございました」
「お気をつけて」
そして鳥居を抜けるとやっぱり、朔哉が待っている。
「おかえり」
「ただいまー」
ただいまのキスの代わりに、朔哉にハグ。
うん、これもいいんじゃないかな。
「今日はどうだった?」
「えっとね……」
話をしながらお昼ごはんを食べ、朔哉から崩し文字の読み方を習う。
夜は夜で……。
「心桜、いい?」
「……うん」
相変わらずの目隠しプレイ。
そんな変わりのあまりない日々が続いていく。
宜生さんも環生さんもいまだに私を穢らわしいもののように見ている。
うか様の虐めも変わらない。
でも朔哉はいっぱい大事にして、愛してくれた。
だからそんな環境でも、私はとっても幸せだった。
「えーっと……」
済みの紙を貼った箱を見る。
昨日の分とあわせて二箱になっていた。
「ふーん。
でもまだまだねー」
「はぁ……」
まだまだって。
これ以上のスピードなんて、ロボットじゃないと無理じゃないのかな……。
今日もやっぱり、陽華さんに鳥居まで送ってもらう。
「ありがとうございました」
「お気をつけて」
そして鳥居を抜けるとやっぱり、朔哉が待っている。
「おかえり」
「ただいまー」
ただいまのキスの代わりに、朔哉にハグ。
うん、これもいいんじゃないかな。
「今日はどうだった?」
「えっとね……」
話をしながらお昼ごはんを食べ、朔哉から崩し文字の読み方を習う。
夜は夜で……。
「心桜、いい?」
「……うん」
相変わらずの目隠しプレイ。
そんな変わりのあまりない日々が続いていく。
宜生さんも環生さんもいまだに私を穢らわしいもののように見ている。
うか様の虐めも変わらない。
でも朔哉はいっぱい大事にして、愛してくれた。
だからそんな環境でも、私はとっても幸せだった。