SNSなどで調べると、まだまだ、
〝発達障害〟に対して偏見を持つ人は多い。



だから、
受け入れてもらえるなんて、期待しすぎず告げた。



すると........................



「うん?知ってるけど」

「ぬぅ、え!?」



〝知ってる〟
間違いなくそう言った氷川さん。



「それもちゃんと聞こえてたよ?」

「それで、なんで友達なろうなんて.........、」



衝撃的過ぎて、驚きで目を丸くしていると。



「友達になるのに、
年齢も性別も、そーいうのも関係なくない?」



真剣な顔でそう言い切る氷川さん。



「だって、普通は.........、」



普通は、〝発達障害〟がある。



─────その時点で友達になろうとしない。