それから約2週間後の昼。
いつも通り扉をノックする音が聞こえ
昼食かと思い勉強道具の片付けを始めた。
そのうちガラガラと音をたてながら扉が開き、
足音が少しずつ近づいてくる。
「ごめんなさい、もう少し待っていただけますか。まだ片づけが終わって無くて…」
…
(あれ、靴の音が違う。運動靴?)
よく耳を澄ませて聞いてみると、いつもの音でない事に気がついた。
靴の音は私の近くまで来て鳴らすのを辞めた。
「えっとー、か、片桐、さん?」
「…」
恐る恐る聞いてみても返答無し。
(片桐さんじゃないよね~!)
「ど、どちら様でしょうか、?」
不安ながらも目だけを隣に向けると、
「こんにちわ、桜田さん」
…
「……だ、誰?!」
上下黒のスエット、黒髪、ピアスバチバチの怖いそうな知らない人が立っていた。
「というか、何で名前を!?」
驚いた素振りをみせても何も言葉を発することもなく、棒立ちしている。
(勝手に入ってきて名前も名乗らないとか…怪しすぎるでしょ!!)
不審者だと信じて疑わなかった私は、殺されるという恐怖に駆られ、
「誰なんですか貴方!不審者ですか!…とにかく離れてください!」
一歩も動かない彼にしびれを切らした私はベットにあった枕を勢いよく投げつけてしまった。
ボフッ____
「いっ…」
「あ…」
その枕が黒髪の人の顔にクリティカルヒット。
「…」
「あ、ぁぁああぁあ!ごめんなさい!取り乱してしまって…」
(何やってんのよ自分!いくら怖かったからって初対面の人に枕投げつけるとかどうかしてる!)
「いや大丈夫です!全然!こっちこそ怖がらせてごめんなさい」
「いえいえ全然…」
「…」
「…」
いつも通り扉をノックする音が聞こえ
昼食かと思い勉強道具の片付けを始めた。
そのうちガラガラと音をたてながら扉が開き、
足音が少しずつ近づいてくる。
「ごめんなさい、もう少し待っていただけますか。まだ片づけが終わって無くて…」
…
(あれ、靴の音が違う。運動靴?)
よく耳を澄ませて聞いてみると、いつもの音でない事に気がついた。
靴の音は私の近くまで来て鳴らすのを辞めた。
「えっとー、か、片桐、さん?」
「…」
恐る恐る聞いてみても返答無し。
(片桐さんじゃないよね~!)
「ど、どちら様でしょうか、?」
不安ながらも目だけを隣に向けると、
「こんにちわ、桜田さん」
…
「……だ、誰?!」
上下黒のスエット、黒髪、ピアスバチバチの怖いそうな知らない人が立っていた。
「というか、何で名前を!?」
驚いた素振りをみせても何も言葉を発することもなく、棒立ちしている。
(勝手に入ってきて名前も名乗らないとか…怪しすぎるでしょ!!)
不審者だと信じて疑わなかった私は、殺されるという恐怖に駆られ、
「誰なんですか貴方!不審者ですか!…とにかく離れてください!」
一歩も動かない彼にしびれを切らした私はベットにあった枕を勢いよく投げつけてしまった。
ボフッ____
「いっ…」
「あ…」
その枕が黒髪の人の顔にクリティカルヒット。
「…」
「あ、ぁぁああぁあ!ごめんなさい!取り乱してしまって…」
(何やってんのよ自分!いくら怖かったからって初対面の人に枕投げつけるとかどうかしてる!)
「いや大丈夫です!全然!こっちこそ怖がらせてごめんなさい」
「いえいえ全然…」
「…」
「…」