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「...............っ、ぅ、て、何話してんだろ、」



藤島くんの言葉がキッカケで、
過去のことを、洗いざらい話してしまった私。



（藤島くん、ぜったい引くよね.........っ、）



そう、マイナスなことを考えていると。



「先輩の、その記憶って、
なんか苦しくて忘れられない記憶ですよね、」



藤島くんまで、
泣きそうな顔でこちらを見てきた。



それで、余計に涙が出てきて。



「...............っ、ぅ、だから、怖い、の、」

「うん」

「恋、することが、」

「うんうん。そーっすよね、」



しっかり相槌を打ちながら聞いてくれる、
藤島くんは、年下なのにどこかたくましくって。