感想ノート

この恋心を、夜に溶かして。 鈴乃ほるん/著

  • 感想ノート、失礼します。
    恋愛対象にすらなれないというのは、自分にはどうすることもできなくて、苦しいばかりですね。
    頑張っても、振り向いてもらえないわけですから……
    ちょっとした希望も抱かせてくれないのは、ただ「好きじゃない」と言われるよりも残酷な気がしました。
    そして好きという気持ちが思い出に変わりつつある中での、新たな出会い。
    それは過去を彷彿とさせるもので。
    今は悲しみに染まり、涙を闇に溶かすしかないかもしれない。
    それでもきっと、もう一度思い出にすることはできるはず。
    彼女がいつか、心から幸せを感じられる恋愛ができますように。
    素敵な物語をありがとうございました。

    碓氷澪夜 2024/06/28 17:43

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