忘れたいひと

青春・恋愛

葉方萌生/著
忘れたいひと
作品番号
1726177
最終更新
2024/06/13
総文字数
9,983
ページ数
1ページ
ステータス
完結
いいね数
27
ランクイン履歴

総合19位(2024/06/11)

青春・恋愛12位(2024/06/10)

ランクイン履歴

総合19位(2024/06/11)

青春・恋愛12位(2024/06/10)

第49回キャラクター短編小説コンテスト「ワンナイト・ラブストーリ」応募作品です。

*表紙画像はヒゴロさんのAIイラストをお借りしました。
あらすじ
25歳の青島月凪は高校時代に突然別れを告げられた元恋人・陽向のことが忘れられないでいた。

京都で有名な縁切り神社にやって来て、強く願う。

どうか彼のことを忘れさせてくださああああいい!

すると、月凪の前に“縁切りの悪魔”と名乗る狛犬が現れて……?


高校時代に別れた元恋人ともう一度向き合う
たった一夜のラブストーリ。

この作品のレビュー

★★★★★
投稿者:高鍋渡さん
忘れたい恋がある人へ
続きを見る

この作品を読んだ後にはやっぱり忘れたくないと思うかもしれません。少なくとも私はそうでした。 もうどうしようもない恋の思い出も、忘れたい恋の思い出も、自分の人生の宝物にして前を向いて強く生きていきたい。そんな風に思わされました。

2024/06/05 23:49

この作品の感想ノート

拝読しました。
最初は恨んで憎んでいた元恋人。
その人が本当は自分にとって最も大切な人であったと自分で気がついた時、この人のことを忘れてしまうという恐怖の描写がすごく繊細に書かれていて感情移入が止まりませんでした…!
ファンタジーチックな要素も入れつつここまで切ない恋物語を書けるのは本当に凄いですし、何より読みやすかったです。
素敵なお話をありがとうございました!!

くじらさん
2024/06/14 09:55

萌生さん、執筆お疲れ様です
引き込まれる世界観に、相変わらずの筆力!萌生さんが紡がれる世界にすっかり魅了されています。大好きな京都のお寺が出てきた時にはつい、にやけてしまいました(笑)忘れられない恋の答え合わせ。その真実は切ないものでしたが、純白の愛をし合うふたりの想いに感動しました。素敵な物語をありがとうございます😊

りた。さん
2024/06/12 09:15

お疲れ様です。
僭越ながら感想を残させて頂きます。

忘れたい。その想いは、常に頭に浮かんでしまうからであって、本当は、覚えていたいの裏返しのように感じました。

一夜の奇跡。陽向の秘密を打ち明けられて、一緒にいる事が、常に隣にいる事が、愛するという事ではなく、想い続ける事。ただ、それだけ。最大級のそれだけが、本当に愛するという事なんだなと、強く刻まれました。

陽向とは違えど、月凪の、本当に愛したからこその憎しみもまた、想い続けている証拠で、何処かで聞いた、本当の意味での人の死は、忘れられる事という言葉を、深く理解できるような、少し不思議で、切なくも、綺麗な物語でした。

素敵なお時間をありがとうございました。

これからもご無理のない範囲での活動、頑張って下さい🍅

2024/06/08 11:28

この作品のひとこと感想

すべての感想数:26

この作品をシェア

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

pagetop