夏夜も君に会いたかった

青春・恋愛

蜃気羊/著
夏夜も君に会いたかった
作品番号
1726153
最終更新
2024/06/05
総文字数
23,434
ページ数
1ページ
ステータス
完結
いいね数
3
ランクイン履歴

総合24位(2024/06/11)

青春・恋愛12位(2024/06/08)

ランクイン履歴

総合24位(2024/06/11)

青春・恋愛12位(2024/06/08)

Xで公開しているエモい詩をまとめた詩集です。

夏をテーマにした詩集です。

新作書き下ろしの20作、Xで公開した30作、
活動開始4周年を記念して、アカウント始めたばかりのときの初期作品90作も公開します。
あわせて140作の詩が収録されています。

夏色が強い、君の様子や、
淡い青春の一瞬、
恋のはじまりと終わり、
悩みや絶望のふちの一瞬、
ただ、君がかわいい一瞬を切り取った作品です。


1、夏夜も君に会いたかった(書き下ろし20作)
2、夏が始まったから海へ出かけよう。君が最高に似合う季節がやってきた(X既存作30作)
3、最初の最初。エモを追求していた毎日。✦2020年6~7月、最初期の頃の作品✦(X既存作90作)


24年6月で、活動4周年になりました!!
それを記念して、初期作品をノベマ!でまとめてみました。
4年間、活動を見守っていただいた方々に大変感謝しています、ありがとうございます!!



✦大人になるのは気になるけど


 冬も、夏もはしゃぎすぎるのは、
 きっと、青春のど真ん中を今、走っているからだと思うけど、
 いつか、今を振り返ったとき、
 寂しさを感じたときが、
 きっと、大人になったときだから、
 それまで、今のテンションを維持したまま突っ走りたい。



✦純粋に君のことが好きだった


 小学校のとき、好きだった男子がいた。
 息だってあうし、無限に会話だって続くような気がした。

 だけど、お互いにどうやって、
 恋を成熟すればいいのかわからないまま、
 卒業の日を迎えて、
 ふたりは別の中学校に進んだ。

 そして、この夏、
 4年ぶりに君とたまたま、
 近所のイオンモールで再会してしまった弾みで、
 私は思わず、
 「あのとき、好きだったよ」と勢いで言ってしまった。

 そしたら、君は微笑んでくれて、
 「あのときは、わからなかったんだ。だけど、今ならわかるよ」
 と言って、私の手を繋いでくれた。



✦ただ、ひとつだけなんだ。


 今、私が君にしてほしいことは、ただ、ひとつだけなんだ。
 余裕な笑みを浮かべて、手を繋いでほしいだけだよ。




※表紙イラスト/ノーコピーライトガール様(https://fromtheasia.com/illustration/nocopyrightgirl)

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