レイの手を取り、ロゼッタは全速力で走り、いつの間にか魔族(ゴブリン)の住処から抜け出して、2人は河原へとつく。
冷静さを取り戻したレイはロゼッタに謝る。
ロゼッタはレイがリチャードの首元に杖の先を押し当てた理由を理解するもやりすぎと窘めるが、自分のことを思ってのレイの行動にお礼も伝える。
そんな二人のやりとりを木の陰からこっそりと見ていたリチャードは感動して大粒の涙を流し、レイの目の前で片膝をつき、頭を垂れて詫びると共に『仲間に入れて欲しい』と、懇願する。
ロゼッタは即座に『イヤだ』と拒否をするがリチャードも一歩を引かず、『仲間に入れてほしい』『イヤだ』の押し問答をしばらく繰り返すもレイが「仲間として受け入れる」と、言う。
レイの言葉に喜びの舞を踊るリチャード。
リチャードと少し距離をとって、納得のいかないロゼッタはレイに抗議するも「リチャードの振る舞いを許したわけではない。ただ、腕のたつリチャードを仲間にしておくことで、今後の魔族との戦いが有利になり、ロゼッタの目的も果たしやすくなるのでは」と、己の考えを伝え、ロゼッタは渋々了承する。
リチャードを仲間に入れたことでロゼッタ達の旅は順調そのもの。
理由
リチャードの古くからの知り合いが営んでいる情報屋から低価格でなおかつ信憑性の高い有力な情報を得ることが出来るようになったこと。
独特の個性を持っているが、コミュニケーション能力が高く、二丁拳銃の使い手であるリチャードがいるお陰で戦力が上がったこと。
それによって、ロゼッタ達の名が知れ渡り、魔族討伐の依頼が殺到すると共に旅の資金が潤っていった。
また、リチャードの伝手でロゼッタは有名な剣士と知り合うことができ、剣士としての修行を積み、レイは各地に伝わる魔法と出逢うことができ、魔法の知識と力を身に着けていく。
(リチャードはそれぞれの能力上げにも貢献している)
最初はいけすかないヤツと思っていたロゼッタだが、リチャードと過ごすことで少しずつその想いは消え去り、1人の大切な旅仲間として認めていく。
レイは「姫ではないから姫と呼ばないで」と、幾度となくリチャードに申し出るが、一向に対応は変わることはなく、独特の世界観を貫き通し続けるリチャードの対応に戸惑いながらも『仲間としてひき入れて良かった、自分の目に狂いはなかった……』と、思うと共にロゼッタとリチャードの関係が良くなっていくことにも安堵する。
3人での日々が過ぎていくーー……。
冷静さを取り戻したレイはロゼッタに謝る。
ロゼッタはレイがリチャードの首元に杖の先を押し当てた理由を理解するもやりすぎと窘めるが、自分のことを思ってのレイの行動にお礼も伝える。
そんな二人のやりとりを木の陰からこっそりと見ていたリチャードは感動して大粒の涙を流し、レイの目の前で片膝をつき、頭を垂れて詫びると共に『仲間に入れて欲しい』と、懇願する。
ロゼッタは即座に『イヤだ』と拒否をするがリチャードも一歩を引かず、『仲間に入れてほしい』『イヤだ』の押し問答をしばらく繰り返すもレイが「仲間として受け入れる」と、言う。
レイの言葉に喜びの舞を踊るリチャード。
リチャードと少し距離をとって、納得のいかないロゼッタはレイに抗議するも「リチャードの振る舞いを許したわけではない。ただ、腕のたつリチャードを仲間にしておくことで、今後の魔族との戦いが有利になり、ロゼッタの目的も果たしやすくなるのでは」と、己の考えを伝え、ロゼッタは渋々了承する。
リチャードを仲間に入れたことでロゼッタ達の旅は順調そのもの。
理由
リチャードの古くからの知り合いが営んでいる情報屋から低価格でなおかつ信憑性の高い有力な情報を得ることが出来るようになったこと。
独特の個性を持っているが、コミュニケーション能力が高く、二丁拳銃の使い手であるリチャードがいるお陰で戦力が上がったこと。
それによって、ロゼッタ達の名が知れ渡り、魔族討伐の依頼が殺到すると共に旅の資金が潤っていった。
また、リチャードの伝手でロゼッタは有名な剣士と知り合うことができ、剣士としての修行を積み、レイは各地に伝わる魔法と出逢うことができ、魔法の知識と力を身に着けていく。
(リチャードはそれぞれの能力上げにも貢献している)
最初はいけすかないヤツと思っていたロゼッタだが、リチャードと過ごすことで少しずつその想いは消え去り、1人の大切な旅仲間として認めていく。
レイは「姫ではないから姫と呼ばないで」と、幾度となくリチャードに申し出るが、一向に対応は変わることはなく、独特の世界観を貫き通し続けるリチャードの対応に戸惑いながらも『仲間としてひき入れて良かった、自分の目に狂いはなかった……』と、思うと共にロゼッタとリチャードの関係が良くなっていくことにも安堵する。
3人での日々が過ぎていくーー……。