感想ノート

  • 感想失礼いたします。

    てっきり壮馬くんの想いが成就するものだと、勝手に想像をしながら読み進めておりました。
    お母さんがアルバムを見ながら、なぜドレス姿のことを切り出すのだろう?と不思議に思いましたが、かなちゃん結婚するんですね。

    『同じような夜は何度も越えてきたけれど、同じ夜は1度として訪れない』という一文が響きました。
    壮馬くんの後悔が痛いほど伝わってきます。
    あの頃伝えておけば未来は変わっていたかもしれないのに……そう思ったことが私自身も何度も合ったことを思い返しました。

    2人の間で揺れ動く微妙な感情がリアルで、どちらに移入しても胸が苦しく痛みます。
    けれど最後、ブルーだけど、『幼馴染として、かなちゃんの未来に祝福を願う、始まりの夜』と思えた壮馬くんは、これからも何でも乗り越えられると思いました。

    とても素敵な作品でした✨
    ありがとうございました🍅🪼

    海月いおり 2024/11/27 05:19

    お読み頂きありがとうございます!✨

    この作品、ほんのり実話を交えており、気持ちのまま、スムーズに紡げたお話でもあります。たった一瞬の、たった一言が、長すぎた後悔を生んでしまう。そんな長すぎた後悔は、「結婚」というひとつの節目により、ようやっと踏ん切りがつく、逆に言えばそれ程の想いが募り続けていた。そんな壮馬の心苦しさが伝わって嬉しく思います!✨

    タイトルの「ブルー」にも、青い春の夜という意味、マリッジブルーの意味、感情的な意味など含めました。そして、ワンナイトとしては、いおりさんに注目して頂いたように、
    「同じ夜は1度として訪れない」という意味を込めた作品でした!

    とても丁寧にお読み頂き、素敵な感想まで残して頂き、とても励みになりました!ありがとうございました!🍅

    作者からの返信 2024/11/27 09:06

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