- 作品番号
- 1725376
- 最終更新
- 2024/05/31
- 総文字数
- 25,487
- ページ数
- 1ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 3
- ランクイン履歴
-
総合39位(2024/06/06)
青春・恋愛14位(2024/06/05)
高校三年生の進藤真央には母親にも幼なじみの涼介にも言えないある趣味があった。 誰にも言えない。
誰にも言っちゃいけない。
絶対に。一生。 だって誰にも理解なんてしてもらえないから。 気持ち悪いって思われたくないから。
そうやって自分を偽ってSNSだけでのみ自身の趣味に対する承認欲求を満たしていた真央だったが、その秘密を夏休みの終わりに泊まりに来た涼介に知られてしまう。
──浮いたって、指さされたって、なじられたってさ。誰か一人にわかってもらえたらそれでいいじゃん。 俺は真央のその一人でありたい。
※フリー素材です。
誰にも言っちゃいけない。
絶対に。一生。 だって誰にも理解なんてしてもらえないから。 気持ち悪いって思われたくないから。
そうやって自分を偽ってSNSだけでのみ自身の趣味に対する承認欲求を満たしていた真央だったが、その秘密を夏休みの終わりに泊まりに来た涼介に知られてしまう。
──浮いたって、指さされたって、なじられたってさ。誰か一人にわかってもらえたらそれでいいじゃん。 俺は真央のその一人でありたい。
※フリー素材です。
この作品の感想ノート
感想ノート、失礼します。
自分の好みが他人に理解されないことをわかっているからこそ、言う勇気がないというのはよくあることだと思います。
ネット上でだけ、息がしやすいということも共感できるところでした。
そして偶然にも涼介にそれを知られたときの反応は、真央を見事に救いあげたと思いました。
否定されずに受け入れられることが、どれだけ嬉しいか。
それはきっと、私が想像する以上に嬉しかったことと思います。
お母さんの反応も、クラスメイトたちの反応もまた素敵でした。
きっと、真央が素敵な人柄だから、誰も真央を否定しなかったんだろうなと感じました。
真央にとって水中のようだった世界が、空に変わり、自由に羽ばたける未来が想像出来ました。
素敵な物語を、ありがとうございました。
碓氷澪夜さん
2024/06/17 18:58
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