ボッーと授業を聞いていたら、一日がすぐさま過ぎていった。隣を何回かちらっと見たがこのクラスでは珍しくしっかりノートをとり勉強していた。昼休みになると彼女の明るさもあって男女共に話しかけられていた。まぁ顔が結構いいのもあり、男共は狙ってんのもあるだろうが。放課後になり、学校案内をする時になった。狙っているやつに押し付けてやろうとも考えたがそいつらは全員部活動に入ってることに気づきやめた。うちの学校は文武両道に力を入れているため、休むのは無理だろうと考えたからだ。早く終わらせて帰るかと考え、彼女に声をかけた。「そろそろ行く?」すると彼女は「お願いします。」と言ってきたため学校案内を始めた。沈黙の中、廊下を進む。さすがに気まずすぎて口を開いた。「なんでこんな田舎に引っ越してきたの?」すぐさま答えが返ってこなかった。俺ちょっとデリカシーなかったかっと思っていたら返答があった。「うーん。田舎に住んでみたいらしくて両親が。」そんな人もいるのかと田舎に住み続けてる俺は驚いた。まぁ田舎といっても3駅進めばショッピングモールがあるんだが、この町は特に何も無いのだ。それから前の学校のことを聞いたり、東京のことを聞いたりなどをして学校案内を進めた。彼女がフレンドリーなこともあって話があまり途切れることはなかった。少し仲良くなった終盤の方に思い出したくないことを思い出してしまった。そうゆえば、この子朝会った子だよな。そして俺の独り言を、、。「ね、聞づらいんだけどさ、朝俺が言ってたこと聞いてた、?」そういうと彼女は「少しね、。」と言った。「どこら辺から?」「うーんと。告白あたりから、。」「最初からじゃないか!!」思わず勢いよくつっこむ。「あれそうなんだ笑ごめんね。」俺は小さくため息をついた。「あのー。そのこと秘密にしてくれませんか。」そうお願いした。このことを言われたら俺のモテモテ高校生活が終わる。そう強くお願いした。「うーん。どうしようかなー。やはりそれには条件がいるな。」俺はすぐに「なんでもします。」と答えた。すると彼女は「じゃあ週に1回私と遊んで!」思ってもないお願いに驚いた。ちょっとめんどくさそうだな、、。と思ったがバラされるよりはマシだと思い、「分かった、、。」と答えた。あぁーやっかいなことに巻き込まれてしまっかもしれない。