第10章彼の本心

SIDE 青樹 美結

文化祭前日の今日練習の時間が設けられるためその時間で最終リハーサルを行い放課後柳沢くんに呼ばれているため有名なカフェに向かう予定だ。

とりあえず柳沢くんに呼ばれたカフェに向かうとブラックコーヒーを持った柳沢くんがいた。
「となり失礼するね」「うん」彼はどこか恥ずかしそうにしていた。「実は今日呼び出した理由なんだけどね」「うん」「もし俺で良いんなら付き合ってください！」一気に周りからの視線が熱くなる。てかなんで今どうなっているのか理解が追いつかない。
「あぁの嫌だよね初対面で変なこと言った奴なんてね。」「私で良いんならよろしくお願いします。」周りから大きい歓声があがった。「やったー」そう彼が叫んだ。