真夜中の果てで、君と出逢う
青春・恋愛
完
11
- 作品番号
- 1724409
- 最終更新
- 2024/06/27
- 総文字数
- 24,501
- ページ数
- 1ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 11
- ランクイン履歴
-
総合40位(2024/06/05)
青春・恋愛13位(2024/06/05)
- ランクイン履歴
-
総合40位(2024/06/05)
青春・恋愛13位(2024/06/05)
- あらすじ
- 学校に行けず、日々真夜中の街を彷徨い歩いていた僕は、クラスメイトの柏木雅と偶然出会う。
僕と彼女は、共に奇妙な体験をしていた。
真夜中から明け方にかけての時間、僕らは他者に認識されなくなる。彼女はこの奇妙な現象を真夜中症候群と呼んだ。
僕と柏木は、二人で真夜中の街を彷徨い歩く。
素直で明るく、皆に慕われている柏木。彼女はある悩みを胸に秘めていた。
これは孤独を抱える二人の物語。
この作品の感想ノート
こういうコメントのようなものを書くのは初めてなのですが、感想を失礼します。
まず、このような物語を書いて下さりありがとうございます。本当にこの物語に出会えてよかった。
私は感受性が豊かなのか、感情移入しすぎてしまい、小説を読むのが辛かったのです。
ですが作中の程よい距離感とふと始まった関係が、とても心地よくて、なんだか暖かくて、小説って良いなと思えました。
それに、人の素直で率直で、一見冷たく見えるはずの言葉も、興味や気遣いなどの温もりが込められていると思い出せました。
私自身、現在不登校の身ですが、こんな暖かい出会いを探すことを理由に、しれ〜っと学校に行ってみるのも良い気がしてきました。
素敵な物語をありがとうございます!
感想ノート、失礼します。
昼間は真逆な二人が、真夜中に出逢い、交わっていく。
真夜中症候群という共通点以外は真逆のように感じられても、互いに居心地がよければ、同じ時間を過ごすことが出来るのだと教えてもらった気がします。
お互いに気を許して言葉を交わしていく二人のテンポ感は穏やかで、羨ましいなんて思っている私がいました。
そして光の中に見える、影。
それがあるからこそ、人は魅力的だと感じるのだと思います。
彼もきっと、彼女のそういった部分に、無意識に惹かれていたのかな、なんて思いました。
二人の先天的な体質は変わらない。
だけど、孤独も人の温かさも知っている二人はきっと、出逢う前よりも穏やかに過ごすことができるだろうと思いました。
素敵な物語を、ありがとうございました!
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