あれから何年の時が経ったのだろう。とわと透は元気にしてるかな。私は小説家になりました。嘘みたいなほんとに起こった、私自身の物語を書いた小説が沢山売れたよ。たくさんの人を幸せにできたと思う。中にはよく思わなかった人もいるけど、それより私は私の小説を読んで幸せを感じてくれた人達にこれからも幸せを届けたい。とわと透もそう思うでしょ?

はる「さな!」

さな「何?はる。また企画考えてって押し付けるつもり??」

この人は浅田さな。私の友達。高校時代からの唯一の親友。今はなんでも話せる関係になった。もちろんとわと透のことも話てある。最初は全然信じてくれなくて、妄想って思われてた。今思い返せば私が小説家になるきっかけをくれたのはさなだったな。

とわ、透。私は今とても幸せです。あなたたちは幸せですか?
今日も私は空を見上げる。今日は不思議と一番星が一段と輝いている。とわと透のおかげかな。