毎日襲われる嫌悪感。

もう死にたかった。

けど、生きなければいけない。

けど、もう限界だった。

そんな私の目の前に現れたのは……

「死にたいんだ？死んだらダメだからね？」

死神なくせに、死神の仕事をしない意地悪な君でした＿＿＿＿＿。


　　千春×謎の死神男子


君の言葉にいつも私は傷つく。

「ひとりぼっちで死ぬの？かっわいそー」
「うわ、いいね全然ないじゃん？やめれば？」
「このまま行けばお前は飢え耐えて死ぬ」

死なせないくせに、死なせようとする。

けど＿＿＿

「ごめんね、気づいてあげられなくてごめんね…っ」

私気づいちゃったんだ。君がしようとしてること。

「生きろ」

そう。

これは、生きることと死ぬことを彷徨う私たちの物語。



『明日、君の光になりますように』とリンクさせていただいています。