感想ノート

  • 感想ノート、失礼します。
    誰にも理解されない、気味悪がられてしまう特異体質に対して、香苗が周りからどんな反応をされても負けないでいて、かっこいいと思った反面、それがただの強がりだったのかもしれないと気付いたとき、全力の悪意を向けられて、平気でいられるわけもないなと思いました。
    それは香苗と子供のやり取りでも感じて、子供が無邪気に喜ぶ姿を見て香苗が泣きそうになっているところで、香苗の心は香苗自身気付かないくらい傷ついていたんだと感じました。
    最後は、誰かのために力を使いたい。誰かの役に立って、この命を終わらせたい。
    そう願った香苗に相応しいと言っていいのかわかりませんが、とても美しい終わりを見届けることができたように思います。
    これから先、長い時間をかけて幸せを感じてほしいと願わずにはいられませんでしたが、彼らにとっては、あの僅かな時間でも幸せでいられたことが、なによりも宝物だったのだと思うと、とても切なかったです。
    素敵な物語を、ありがとうございました!

    碓氷澪夜 2024/06/09 00:39

    初めまして、感想ありがとうございます!
    誰にも理解されないってきっとすごく辛いと思います。
    そんな中でも先生と出会い、加賀谷と雪と出会って最期は自分の望みを叶えられたのできっと香苗は幸せだっただと思います。
    また、香苗と出会えたことで雪も幸せな最期を迎えられたと思っています。
    思い入れのある作品だったので、こんなにも素敵な感想を頂けてとても嬉しいです!
    励みになります。
    読んでくださりありがとうございました!

    作者からの返信 2024/06/13 21:17

感想ノートに書き込むためには
会員登録及びログインが必要です。

pagetop