私たち中学三年生にとって一番大切なこと。
それはどこの高校にいくかだ。
友達と離れるか。
自宅から遠い所へ通うのか。
偏差値は足りてるか。
考える点は沢山ある。

私は高校受験において、家族と友人に関する問題にぶつかった。
これは、もう中学校を卒業した私がずっと隠し続けて来たこと。それを今、ここで伝えたい。

高校の入学先を、私立の高校に決めた私。友人と離れてでも、その高校に行きたかった。

受験当日までは何も変わり映えしない毎日だった。

家族に対する、特に母に対する思いが変わったのは、入試解答の速報が出た日。
解答速報が出たことを同じ高校を滑り止めで受験した友人から聞いた。
家に帰り、その事を母に報告すると、
「今すぐ丸つけをしてみたら?」
と言われて、私は丸つけをしてみた。
すると、結果は合格だが、私が入りたかったクラスの1個下だった。
それを知った母の反応は、私にとって深く傷つくものだった。

「お母さん、ガッカリだよ」

その日。寝る前の私は密かに泣いた。

そして決めたんだ。高校では、頑張るって。

その行動源が、母のあの時のセリフだとは、きっと誰も気づいていない。私はこの時の悔しさを胸に秘め、眠りについた。

それから1ヶ月がたった。

次は友人との問題にぶつかった。
私は普通に朝の友人Aとの待ち合わせ場所に向かった。
朝は普通だった。なのに。
2時間目が終わった途端。
彼女は突然私たちを避けるようになった。
その理由は今となっても分からない。
私はもう突然の彼女の行動に慣れつつあった。
もう一人の友人Hもそうだった。
いつも私は、その時Aに対する疑問、怒りを笑顔の裏に隠してた。でも、今回は無理だった。
いつも耐えられるのは、その行動が2、3日で終わるからだった。
でも、今回は違った。
一週間もその行動は続いたのだ。
Hと何故だろうと話していた。
そして、それは突然終わりを迎えた。
8回目の朝、彼女は当たり前のように現れた。
私はあんなにも気まずかったというのに。

私は心の中で、いつも本心を隠してる。
心の雲が分厚くついてる。
現代を生きる人なら、そういう人は多いんじゃないかな。
隠し続けると雨が降ってしまう。
なにかで発散して。
でも。私が大切だと思うのは。
その本心を包み隠さず、言える人がいること。
そんな人がいるのなら、
大事にして欲しい。
大切にして欲しい。
私はそういう人に出逢えて居ないから。
光がさしていないから。
出逢えた君は
光がさしたんだ。
君の心の雲に。