「大丈夫、世界に色はのるから」

                    桜 あいら  

            

 「小説とは紙という世界に物語、人物、言葉などをのせ、世界を作り上げたもの。

世界には君の頭の中にある物語をのせることが出来る。

真っ白な世界に物語がのることで小説という一つの世界が完成する。」

 
これはある有名な先生が書いた
「新・小説の書き方。そして小説とは世界である。」の一部分。

私はこの本を読んで衝撃を受けた。

小説=世界という考え方は私の中にあったでも、

紙を世界とする考え方は初めて見たからだ。