次の日 学校に行くと
刹那(せつな)家 キタナイ」
「バーーカ」 「死ね」
などなど。
机にしっかり消せないようにマッキーペンで書いてある。
刹那(せつな)家は刹那(せつな)グループという
いろんなお店の経営者だ。
そして僕は大企業社長の息子っていうこと。
母が亡くなった後、父はグループのために再婚した。
それが学校の噂になって
僕はクラスで孤立した。

今思った。
「もう1人殺してしまった。 だからもう1人殺しても…」

早速僕はいじめっ子 弥津蜜柑(やつみかん)を屋上に呼び出した。