どうしてきみはわたしの余命を知っているの?

青春・恋愛

久里*/著
どうしてきみはわたしの余命を知っているの?
作品番号
1718632
最終更新
2024/02/28
総文字数
31,779
ページ数
1ページ
ステータス
完結
いいね数
3
ランクイン履歴

総合29位(2024/03/06)

青春・恋愛12位(2024/03/06)

ランクイン履歴

総合29位(2024/03/06)

青春・恋愛12位(2024/03/06)

あらすじ
高校に入学したばかりなのに、わたしは余命三か月だと告げられた。
「わたしだってさぁ……、恋、してみたかったよ」
空き教室で泣き言を漏らしたわたしに、きみは、いきなり声をかけてきた。
「じゃあ、オレと付き合って」
初対面のはずなのに、きみは、なぜかわたしの病気のことまで知っていた。それがどうしてか知りたかったら付き合ってと彼は言う。
これは、一途で切ない、恋の物語。

この作品のレビュー

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この作品の感想ノート

日常を諦めたくないけれど、余命のことを完全に忘れることはできなくて、やっぱり諦めてしまう。
その葛藤が理解出来てしまって、気付けば真帆ちゃんに感情移入していました。
そして、半ば無理矢理、狩野くんと恋人関係になったことで、心のどこかで諦めていた日常を取り戻していく。
真帆ちゃんの楽しそうな姿に、笑みが零れていました。
それこそ、真帆ちゃんの病を忘れてしまうくらいに。
真帆ちゃんにとっての楽しい時間が、いつまでも続くと錯覚してしまっていたから、狩野くんとのお別れのシーンはとても辛かったです。
そして、予想外のラスト。
奇跡は、信じてみるものですね。
素敵な物語を、ありがとうございました!

2024/03/29 14:00

青春時代の恋や友人関係の悩みや葛藤の中で、ヒロインが成長していく過程が素敵でした。特に情景描写がとても上手で、世界観に引き込まれました!ネタバレしてはいけないので多くは語れませんが、最後の展開は予想外で、今後の彼の人生が気になりました( *´꒳`*)♡♡素敵な物語をありがとうございます✨

りた。さん
2024/03/04 18:07

余命宣告された主人公の心情が丁寧に描かれていてとても読みやすく、すーっと物語の世界に惹き込まれていきました。
最後は…予想外な展開にびっくり‼
人の優しさを感じ、また読み終えた時にちょっぴり不思議な想いを抱く作品でした☆

佐倉さん
2024/02/29 15:05

この作品のひとこと感想

すべての感想数:3

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