とてもいい死に方とは言えなかったけど、僕はこんなふうに死んだんだ

青春・恋愛

今宵恋世/著
とてもいい死に方とは言えなかったけど、僕はこんなふうに死んだんだ
作品番号
1718043
最終更新
2024/03/03
総文字数
24,449
ページ数
6ページ
ステータス
完結
いいね数
10
高 校 2 年 17 歳 。

僕 は た だ 彼 女 を 喜 ば せ る 為 に 必 死 だ っ た 。
あらすじ
スクールカースト下位を生きる市野春彦はある日。自殺しよう、と校舎から飛び降りようとする。しかし​────…「死ぬの?」そんな春彦に声を掛けたのは、今までなんの接点もなかったクラスのマドンナ宮内涼葉だった。

この作品のレビュー

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この作品の感想ノート

余命宣告された涼葉からすれば、自ら命を投げ出そうとしている春彦くんのことは気に入らなくて……と、いわゆるラブコメ的展開にありそうな設定かと思いきや、ど青春でした。
2人だけの合言葉のような“窓拭き”も、なんだかドキドキしちゃいました。
そして真面目になるなんて…と嘲笑ってる春彦くん、君も間違いなく青春を過ごす1人だ。
特に、素直に想いを告げているシーンなんて、眩しすぎました。
涼葉のまっすぐで、明るい性格を嫌う人はいないだろうし、だからこそ、春彦くんもらしくないことをしてしまったのかな、と。
物語の最後、涼葉の最期は涙を誘われましたし、見事なタイトル回収でした。
素敵な物語を、ありがとうございました!

2024/03/15 17:28

今宵恋世さんの最高傑作と言わせて欲しい。流石です。元々、恋世ちゃんの作風が好きで読んでたけどこれは⋯涙無しには語れないよ。ジーンとくるものがあり、タイトルへの結びつけが最高です。素敵な物語すぎで語彙力を失ってるけど、大好き!ふたりに幸せな時間が窓の外で訪れますように。ありがとう、恋世ちゃん🥹‪

りた。さん
2024/02/26 14:45

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