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「……じゃ、おやすみ。私、今日はもう自分の部屋行くね。」



あれから、すぐ私たちは沈黙に耐えきれなくなって、店を出た。

料理は美味しかったはずなのに、店を出たときには負の感情しか胸になかった。


「おやすみな、光杞。ちゃんと休めよ。」

「おやすみなさい、光杞。」


「うん。」
小さく笑って自分の部屋へ消えていった。