Snow magic

「まぁ、今は楽しくやってるからだいじょーぶだけどね。」

そういった柚燈は話を続けた。 


「今は、人の音楽の作詞と作曲を手掛けてる。売れてるわけでもないけどね。」

「え…?!作詞…、作曲?すごい…!」

さらっと結構すごいことを言いのけた柚燈。

「別にそんなすごいことでもないけど。」


こうやって、私たちはパーク内の歩道をただ歩いた。

でも……、そんなゆっくりとした時間が私にとってすっごく心地よくて…、嬉しかった。