「……。じゃー、何?
俺と一緒にデートでもする?」


いつの間にか体をこっち側に向け直していた桜也と目が合う。

真っすぐ私以外見えないって瞳をしてる。



「……っ!」

ドキッ……!!

な、何……?


いたずらっぽく笑う桜也に思わず胸がバクバク言ってくるし、頬も熱い気がする。