……話に筋は通っている。


けど…、

……電話してもいいって言ってくれた、柚燈が……?


…どうしたらいいの……?柚燈と、一緒にいるには…っ。



違う、

そんな事考えている場合じゃない。


私じゃなくて、考えなきゃいけないのはみんなのことだ。


だから……、私は結局……、
一緒にいない方が良いんだよ。

そう自分に言い聞かせる。


そう思うのに……、頭と心の半分は追いつかない。



違う、……拒否されたんだ。



「ねぇ………っ、光杞…、…私っ、どうしたら…いい………?……柚燈の隣にいたいだけなの…。お願い……っ、迷惑かけちゃうけど……っ、助けて……!!」

…最後は涙が混じっていたと思う。


…迷惑かけるから…、人を頼るなんて嫌だけど、私はわからない。

1人で動くなんてできない。


ちょっと呆れられると思ったのに、光杞は嬉し

そうに笑った。



「…やっと、頼ってくれたね。」


……見たことないくらい優しい声と笑顔をしていたんだ。