伏見あやはこれを遺作とし、伏森未彩はこれを遺書とします。

 私も早海樹月のような人間に出会いたかった。こんな純愛を浴びてみたかった。こんな恋をしてみたかった。そう、夢を見ております。

 私はこれから旅立ちます。どこかへ。どこか、誰にも見つからぬような場所へ。
 私は言葉を愛しておりました。私だって、創作へ恋をした人間ですから。

 ねぇ世間様。これは、どんなお話でしょう。



 ねぇ読者様。少なからず、今日も世界は綺麗ですよ。