話題の人物への声掛けに教室は静まった。
澪音は驚いていたが、すぐにいつもの明るい笑顔を見せた。
「ありがと!気に入ってるの、オレンジ超いいでしょ!」
今回の髪型は、切りっぱなしの黒髪ボブに裾がオレンジに染められたもの。
その奇抜さは、相変わらずきちんと着こなされた制服には似合わないけどおしゃれな事には変わりない。
「てか今日の帰り、かき氷食わね?近所のとこもう始まってるらしい」
「えっ!そうなの!?うわー超行きたい!あそこのかき氷絶品だもんね!」
楽しそうな澪音の笑顔に、周りの話は移り変わっていく。
「なんか、花岡さん可愛くない?」
「うん、雰囲気も柔らかいし…。旭陽くんと話すときだけ?印象違うね」
「私ちょっと、話しかけてみようかな…。」
「えっ、本当に!?」
「それは勇気出ないかも」
そんな声に変わったのを確認し、俺はカバンを下ろし席に着く。
澪音は驚いていたが、すぐにいつもの明るい笑顔を見せた。
「ありがと!気に入ってるの、オレンジ超いいでしょ!」
今回の髪型は、切りっぱなしの黒髪ボブに裾がオレンジに染められたもの。
その奇抜さは、相変わらずきちんと着こなされた制服には似合わないけどおしゃれな事には変わりない。
「てか今日の帰り、かき氷食わね?近所のとこもう始まってるらしい」
「えっ!そうなの!?うわー超行きたい!あそこのかき氷絶品だもんね!」
楽しそうな澪音の笑顔に、周りの話は移り変わっていく。
「なんか、花岡さん可愛くない?」
「うん、雰囲気も柔らかいし…。旭陽くんと話すときだけ?印象違うね」
「私ちょっと、話しかけてみようかな…。」
「えっ、本当に!?」
「それは勇気出ないかも」
そんな声に変わったのを確認し、俺はカバンを下ろし席に着く。