恋する青年と、ある無名の作家の話

あやかし・和風ファンタジー

真魚ゐ/著
恋する青年と、ある無名の作家の話
作品番号
1717037
最終更新
2024/02/07
総文字数
6,513
ページ数
1ページ
ステータス
完結
いいね数
3
ランクイン履歴

総合37位(2024/02/13)

あやかし・和風ファンタジー10位(2024/02/12)

ランクイン履歴

総合37位(2024/02/13)

あやかし・和風ファンタジー10位(2024/02/12)

あらすじ
 片想いが実らぬ限り治るすべはない奇病、涙花病(るいかびょう)に罹った書生の青年は、住まわせてもらっている売れない作家に片想いをしていた。同性同士が両思いになることなど叶わなかった時代。決して実らない片想いは、青年の身体を蝕んでいく。
 幸せだったと綴る青年の最期の手紙を、作家は寿命が尽きる寸前に思い出す。
 青年を亡くしてはじめて作家は気が付いた。作家もまた青年のことを愛していたのだと。

この作品のレビュー

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この作品の感想ノート

手紙で知る青年の本当の想いは、届かなかったとわかっているからこそ、とても胸が締め付けられました。
先生のことが本当に大切で、だけど、自分の命が削られていても伝えられなくて……
切ない恋の終わりを見届けた今、2人が再会できていることを願うばかりです。
素敵な純愛物語を、ありがとうございました。

2024/03/16 14:27

この作品のひとこと感想

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