いつまでも布団から出られない
子猫のように丸まって
今日一日が始まっていくのを
ただぼーっと見ていた

みんな走り回っている
でもじーっと見てた
頭の中がショートしたんだ
からだも動かない

大好きなもの見ないふりして
大切なもの見ないふりして
足りない何かを追いかけてばかりで
勝手に疲れてるんだ

期待はずれの展開なんて
はじめからもうわかってたのに
それだけに希望を託してたのかバカ
勝手に傷付いてる

明日こそはって何度も聞いた
口だけのセリフ何度も聞いた
いつまでも子供じゃない若くもない
永遠に言い訳してればいい

雨が降ったからおやすみで
風が吹いたから遅刻しよう
そしてどんどん嫌いになって
またあたしは布団から出られない