「友達が言っていた宮高中学校の迷宮入りした事件ってほんとのことなのかな。気になってきちゃった」
黒川珊瑚。世界一の進学校に通う成績トップ。そして探偵。
「きゃあ」
なんだろう今の。
「誰か助けて。人が死んでる。」
死体!
「どうしましたか」
「人が…死んでいて…」
「救急車と警察を呼んでください」
「はいっ」
この人…学生書発見!名前は海野椿。飛び降り自殺かな…他殺の線もはずせないけど…
「あっ!」
首に何かきつく巻いていたのかな。跡が付いてる。
「他殺なの?」
「救急車と警察呼んできました」
「ありがとう。ところで名前は?」
「白浜葵です。あなたの名前は何ですか?」
「黒川珊瑚だよ!よろしく。で質問なんだけど、この死んだ子って海野椿さんであっているかな」

「海野さんについて知っていることは何かない?」
何か手がかりが見つかるといいんだけど
「えっと海野さんは皆に恨まれていました。理由は海野さんばっか目立ってほかの子が目立たないんです。それを皆起こっていたのに何も言うこと聞かないんです」
そういうことか。恨みを買っていたのかぁ
「あっ!思い出した」
「何のこと白浜さん」
「三年前のこの日似たような事件が起きているんです」
その事件友達から聞いた話だ!
「あの」
「何白浜さん?」
「黒川さんって…」
「珊瑚でいいって」
「珊瑚さんって何者ですか」
冷静な声で言われた。答えるしかないよね。これからの捜査のために。
「わかった白浜さん。僕はね探偵だよ」
「探…偵…本物なんですか」
「まあそうだね。」
あーあこうなるから僕言いたくなかったんだけどな
「態度を改めなきゃ」
「今までどうりでいいよ」
「はい…