青春・恋愛
完
文屋りさ/著

- 作品番号
- 1715580
- 最終更新
- 2024/01/31
- 総文字数
- 26,911
- ページ数
- 12ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 2
真夜中の静かなカフェ。
その一番奥にある壁際のひとり席は、彼女が理想の自分になるための特等席だった。
目次
この作品のレビュー
投稿者:碓氷澪夜さん
癒しの時間と、嘘
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平和主義な彼女は、悪く言えば、自分の意見がない子。
そんな彼女が祖母の店で出会った、大人っぽい女子高生。
彼女と過ごす時間は、学校でも家でも居心地の悪さを感じていた主人公にとって、癒しの時間。
少しずつ心を開いていき、仲良くなる2人はとても微笑ましく感じました。
それでもその時間は唐突に終わってしまう。
大人っぽい彼女の嘘の真意。
青春に後悔を置いて来た人なら、誰でも理解できてしまうでしょう。
一度後悔した人は強い。
だから彼女は、主人公の心の支えになれたのかもしれません。
そんな彼女の存在は、嘘で作られたものかもしれない。
だけどきっと、主人公にとっては嘘ばかりではなかったと思います。
2人がまた、笑い合えますように。
2024/02/17 22:26
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