君の嘘は宝物

ランクイン履歴

青春・恋愛46位(2024/02/28)

青春・恋愛

君の嘘は宝物
作品番号
1715132
最終更新
2024/03/21
総文字数
24,921
ページ数
7ページ
ステータス
完結
いいね数
3
ランクイン履歴

青春・恋愛46位(2024/02/28)

 時刻はもうすぐ二十三時になる頃。駅前の古びた時計台の前でたった一人、アコースティックギターを片手にあなたは歌っている。
 今日も、あなたはそこに居るのだろうか。
あらすじ
自分の顔にコンプレックスを抱く女子高生の陽は、ある晩、電車で寝過ごして知らない駅に着いてしまう。そこでストリートライブをする彼に出会い、彼の歌が陽の固くなった心を溶かしていくが——。

この作品のレビュー

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この作品の感想ノート

コンプレックスや、それに対する他者の心ない言葉は、呪いにもなりうる。
地獄のような呪縛に囚われた陽の苦しみが、とても伝わってきました。
そしてその呪いから解放されるきっかけとなった歌。
歌詞も遠谷さんの言葉も、どれも暖かくて、嘘で塗り固めてしまった自分を包み込んでくれるような温もりが、陽を救いあげていく様子がとても印象的でした。
他人を羨んでしまうのはないものねだり。
今の自分を見つめ、そして認めてあげられるようになろうと思いました。
素敵な物語を、ありがとうございました!

2024/04/29 18:33

この作品のひとこと感想

すべての感想数:3

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