- 作品番号
- 1715107
- 最終更新
- 2024/01/31
- 総文字数
- 28,367
- ページ数
- 8ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 36
- ランクイン履歴
-
総合44位(2024/03/04)
青春・恋愛18位(2024/03/04)
・・
*キャラクター短編小説コンテスト45回
「私を変えた真夜中の嘘」にて最優秀賞をいただきました。
- あらすじ
- 昼夜逆転症候群になった栞は
同じく昼夜逆転しているという同級生の篠村旭と夜を過ごすことになる。
一夏の二人の夜の物語。
この作品のレビュー
朝が来なければいいのに。 そう思ってしまうことは、誰にでもあるだろう。 だからだろうか、この物語で紡がれる言葉たちは、そっと寄り添ってくれる気がした。 少しずつ距離が縮まっていく2人を見ているときはもどかしくて。 嘘とその真意を知ったときは愛おしくて。 こんなにも素敵な青春物語が、どこかで本当にあるような気がして。 そう思ってしまうほどに、心理描写が丁寧だった。 それも相まって、“明けない夜はない”という、いつもなら鼻で笑いたくなるような綺麗事が、自然と心に染みた。 日々、ちょっとした生きづらさを感じている人へ。 寂しい夜を過ごしている人へ。 さまざまな悩みを抱えている人へ届いて欲しい。 そんな物語でした。
この作品の感想ノート
Xからこちら入り読ませていただきました。
少し重い内容のお話に登場人物たちがどう絡んで行くのか気になって気がつけばあっという間に物語に引き込まれてしまいました。
私自身、周囲の目が気になりすぎてた過去があるので共感してしまいました。
同じ悩みを抱える方達に読んでいただきたい物語だと思います。
何気ない一言であっさり救われたのも同じで、大昔wを思い出してなんだかこそばゆいですね。
読み終わって、あれ?なんだか甘酸っぱいきゅんがくるぞ?あれ?ヒューマンでなく青春?まんまと騙されましたね。
なにせ語彙力ないので変な感想で申し訳ございません。ご容赦願います。
すっっごく面白かったです!
周囲との関係性に悩み、昼夜逆転症候群になってしまった栞と、同じ高校に通う旭との交流は純度100%の青春で甘酸っぱかったです!
後半の走り出すシーン(ネタバレ防止のためふわっとしててすみません)が個人的に大好きです。
また文章も繊細で読みやすく、イメージが鮮やかに浮かび上がってきました。
素敵な物語をありがとうございました。
昼夜逆転症候群というリアリティ高めの架空設定に惹きこまれて、一気読みでした。
自分の発した言葉が、相手を傷つけているかもしれない。わからないからこそ臆病になって、ささいな言動にも悩んでしまう栞の姿に共感しました。
そして、栞と篠村の関係性がとても良かった。甘酸っぱい。
悩みを打ち明けた栞への、篠村の回答めちゃくちゃ素敵……!
感動しました。読みやすくきれいな文章も好きです。とても面白かったです( *´艸`)
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