私は、小学校1年生から近所の仲が良い親友がいます。
たまに喧嘩するけれど毎日遊ぶ程の仲でした。

小学3年生、4年生、6年生でクラスが一緒になり、『中学校でも一緒のクラスだといいね』と話していました。
そして中学1年生になり、5クラスある中一緒のクラスになりました。
私は吹奏楽部で親友は美術部なので部活は違いますが、登下校も移動教室も一緒に行ったり、休み時間はずっと親友と過ごしていました。

ただ夏休みが終わると同時に、親友が飼っていた猫が亡くなりました。
そして親友は心が辛くなり、不登校になってしまいました。
気持ちの整理がつかないため、少し遠いところの親戚の家に住んでいるそうです。
9月の初め、親友と連絡を取っていたのですが『体調不良』と言っていたので私は心配していました。疑問も無かったです。
親友のお母さんとは連絡を取っていますが、親友本人とは連絡がつかない状態になってしまいました。

私はどうしようもないくらい後悔しています。
もっと親友を支えられていたら。
もっとそばにいてあげられていたら。
何より連絡を取っていた頃に、親友が苦しんでることを気づいてあげられていたら。
私も親友も、こんなに辛くなることは無かったのかなと毎日考えてしまいます。

また、私のおばあちゃんが倒れてしまい、今現在も入院しています。もう目を覚ますことはない…とお医者さんに言われました。
いつも相談したり、支えてくれていたのは親友だったので、私も精神的に辛くなり、学校もあまり行けなくなってしまいました。
胸が張り裂けそうでした。私の大切な人だけ、どうして不幸になるのだろう。私は死神みたい…そう思って毎日泣き崩れていました。
発狂したり、自分の手を強く叩いたりしたこともありました。幸いお母さんが止めてくれましたが、狂ってしまいそうな自分が怖かったです。

親友も私しか頼れる人はいなかったと思います。
だからこそ言ってほしかった。親友の心を救ってあげたい。その気持ちでいっぱいです。
ふざけ合ったとき、遠出したとき、鬼ごっこしたとき、喧嘩したとき
全てがいい思い出です。
今すぐにでも、親友に直接会いに行ってたくさん話したいことがあります。

もし、親友の心が軽くなって学校に来てくれる日が来たら。
『気づいてあげられなくて本当にごめんね』『いつもありがとう』『世界一の親友だよ』『また明日ね』とたくさん言いたいです。
また2人で笑い合う未来が近ければいいなと願っています。