- 作品番号
- 1712919
- 最終更新
- 2023/12/17
- 総文字数
- 8,667
- ページ数
- 1ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 25
- ランクイン履歴
-
総合22位(2023/12/25)
ヒューマンドラマ1位(2023/12/19)
「そっか、今日はそういう日か……」
久しぶりの彼とのデート予定日、羽唯は独りになった。
寂しさを抱えたまま彼との初デートの思い出の地を巡る、そこで気づく本当の想いと孤独。
誰かの隣にいることへの息苦しさ、独りの埋めようのない寂しさ。
誰かと共にする時間への幸福感、何にもとらわれない自由への開放感。
表裏一体の感覚を飼い慣らして、貴方自身を生きられますように。
室町時代に記された歌集の一節を、令和新釈した物語となっております。
切なく、それでも強かなそんな空気が時代を超えて伝わりますように。
久しぶりの彼とのデート予定日、羽唯は独りになった。
寂しさを抱えたまま彼との初デートの思い出の地を巡る、そこで気づく本当の想いと孤独。
誰かの隣にいることへの息苦しさ、独りの埋めようのない寂しさ。
誰かと共にする時間への幸福感、何にもとらわれない自由への開放感。
表裏一体の感覚を飼い慣らして、貴方自身を生きられますように。
室町時代に記された歌集の一節を、令和新釈した物語となっております。
切なく、それでも強かなそんな空気が時代を超えて伝わりますように。
- あらすじ
- 私は私を生きていたい。
そんな言葉は理想に過ぎないけれど、どこまでも独りよがりな私が不器用にでも息をしていられますように。
この作品の感想ノート
主人公の「羽唯うい」が結婚(どちらかというと恋愛)に対して葛藤しているように感じた。
作中に「本当は恋愛映画のような恋に堕ちてみたかったし、笑顔でウエディングドレスを着てみたかった」とあり、好きな人と結婚したいという本心と、周りの友達がすでに結婚して家庭を築き始めていることに対する”焦り”が結婚に対しての葛藤になってるんじゃないのかな?
最終的にはいい人と出会って結婚してほしい。
ただ、彼女が大切なことに気づけたのはよかったのではないかな。
てるさん
2023/12/19 12:52
またまたこんにちは。夜月さんの作品、読ませていただきました。
率直に、とても素敵なお話でした。主人公の恋愛は、決して良いものではなかったと思いますが、彼女が大切な何かに気づけたのは大いな収穫なのではないでしょうか。
また「私自身とデートする」というところに好感を持ちました。なんて素敵なことなんだろうって。
私は私なりの恋愛でいい。そう思わせてくれるものだったと思います。
ありがとうございます☺️
葉名月 乃夜さん
2023/12/17 22:28
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