「..................、」



いつものように、
服を脱いで、お風呂に入ると。



慣れた手つきで水道を回した。



今でも、常に思う。



何をしてても、常に思う。



スイは、
どうして私を置いて行ってしまったの?



私はスイがいないと、
スイが見守っててくれないと何も出来ないのに。



どうして...........................っ?



そればかり考えて、
ぐるぐる、もやもやしてしまう。



スイのことは、
〝事故〟だったって。



頭では分かっているハズなのに。



どうしても、
心と体が一致しなくて。



泣きたいのに、
涙が出なくて苦しくなったとき..................