
- 作品番号
- 1711880
- 最終更新
- 2023/11/30
- 総文字数
- 9,964
- ページ数
- 1ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 118
- ランクイン履歴
-
総合14位(2024/01/13)
青春・恋愛5位(2024/01/01)
青春48位(2025/11/15)
第43回キャラクター短編小説コンテスト「予想外のラスト! 1万文字以下の超短編 第3弾」にて、優秀賞をいただきました。
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目次
この作品のレビュー
──「腹いせに、俺の死に場所はここにするか」
そんな主人公の悲痛な言葉から始まる今作品。教師である夏目は、花壇の前にいる女子生徒の姿を目にする。
その背中に、既視感を覚えた夏目は、屋上を降りて地上に足をつけた。
そんな導入から始まったこの作品のラストは、まだまだ予想できない段階。だけど、この夏目の行動にこそ深くて切ない“意味”があった。
夏目の生徒である灰原莉子は、実はもうずっと前に車に轢かれて亡くなっていた。夏目が今まで目にしてきたのは、「幽霊」としての灰原だった。
「卒業を破り捨てた」というタイトルの意味に、きっと感嘆させられます。予想をいい意味でものすごい方向から裏切ってくる、予想外の泣けるラスト。
また恋愛ストーリーとして展開されなかったところが、本当に良かった。それにより夏目の成長をよりリアルに感じられた。
読後は、必ず感じる何かがあるはずです。ぜひ一読ください。
この作品の感想ノート
しずくさん、感想欄にお邪魔させていただきます!今読み終わりました。本当に読み始めたら止まらなくて、わずか10分ほどで読了という。私の中ではとても速い方です。
しずくさんの書かれた小説を初めて読んだのですが、ただただ言葉の使い方や滑らかなストーリー展開、そして心和む主人公たちの会話。その全てに感嘆しました。尊敬の意を青空いっぱいに示してしずくさんに見せたいくらいです。
とにかく、本当にあっと驚かされました。これぞ「予想外の泣けるラストだ」と胸を張って言えます😇この作品が良い結果に繋がることを心より応援しています。これからも執筆活動に勤しんでください!私も頑張ります🤍
p.s
ひとこと感想、そしてレビューもさせていただきました。ついでにフォローも🤭
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