余命ゼロの狼

青春・恋愛

妃水/著
余命ゼロの狼
作品番号
1711019
最終更新
2024/02/14
総文字数
9,883
ページ数
1ページ
ステータス
完結
いいね数
5
人生に行き詰まった少女が出会ったのは、孤独を抱える特殊な病を患った青年だった。
あらすじ
高校を退学になった星野茗は、家族も居場所も失い、詐欺に加担してその日暮らしをしていた。 
とあるきっかけで知り合った青年は、茗にあるアルバイトをしないかと持ちかける。
青年は、症例数の少ない難病、月狼症に侵され、余命ゼロと診断されていた。
アルバイトの内容は、病院から出ることができず、孤独を募らせていた青年と、電話で話し相手になってほしいというものだった。


この作品のレビュー

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この作品の感想ノート

この世のすべてに絶望してしまった茗にとって、唐突に自分の人生に現れた高翔は鬱陶しかっただろうけど、徐々に希望になっていく様子が伝わってきました。
もっとはやくに出逢いたかった。
そう、過去を悔いる茗は、間違いなく高翔が好きなのだと感じました。
一方、高翔が茗を大切にしている理由、どうしても守ろうとする姿は、胸を締め付けられました。
2人の別れの瞬間は、まさに感動シーン。
茗が、さらに前を向いて生きることができる終わりもよかったです。
素敵な物語を、ありがとうございました!

2024/03/12 17:07

この作品のひとこと感想

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