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ああ、これが愛か。 読み終えて思ったのは、それでした。 こんなにも美しく切ない純愛に、ただただ語彙力を失いました。そして、素敵な物語でしか得られない幸福感に浸ってしまいました。 博士とロザリーがすれ違ってしまい、その誤解が解けた瞬間は、暖かく切ない気持ちでいっぱいになれます。なにより、もっと早く読むべきだったと後悔してしまうほどに、素敵な作品です。 私の文章力ではこの作品の魅力が伝えきれないのがもどかしいのですが、とにかく、たくさんの人にこの物語が届いて欲しいと思いました。
恋人と同じ名、恋人と同じ記憶を持つヒューマノイド。だが、そんなロザリーも自由を求め、人間のロザリーとは違う、別の何かを欲する。一人で旅をしていたロザリー。博士の元に帰ってきた時には既に遅くて。博士は自身を忘れるためにある魔法をかけていて…。それを思い出したとき、ロザリーは悲しみで涙する。ラストはあまりの感動に涙腺が崩壊しました😭