感想ノート
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桜兎 2024/11/08 23:58
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晴慈と采音の、短いけれどとても特別な1週間。
2人の旅の始まりは、事情を読み取った者としては、切なさの始まりかと思ったのですが、彼らの楽しむ姿を見ているうちに、ただ楽しい、憧れた時間を過ごしているだけなのだと感じました。
残された時間を、精一杯生きている2人が、日常を浪費している同世代の人たちを眺め、羨ましく感じているシーンには、胸を締め付けられました。
それでも自分たちらしく、今を生きていて、彼らにもっと時間を、と願わずにはいられませんでした。
そしてこの物語の中で描かれる“椿”が、考え方を踏まえ、とても印象的でした。無駄だとわかっていても、晴慈が願掛けをしていくところも。
2人の別れの瞬間は切なく、采音の最期の言葉に、涙が浮かんでいました。
とても素敵な物語を、ありがとうございました!碓氷澪夜 2024/03/18 16:58
感想ありがとうございます!!
私自身初めてノベマ!で感想をいただけたので感極まってます……
そう言っていただけてホントに嬉しいです!
作者からの返信 2024/03/18 22:53
ピックアップおめでとうございます❀
まず、余命1週間×余命2週間という設定が面白いなと思いました。最後まで懸命に生きる2人の姿に勇気をもらえました。境遇が似ているからこそ、相手の触れてほしくない部分も似ていて、分かり合うことができることって確かにあるなぁと読んでいて納得しました。
大変な境遇の中で必死に生きている2人の姿から、私自身が今生きていることのありがたさを改めて実感しました。私も生きている中で自分が生きる意味を見つけたいと思えました。
病気を通して出会い、お互いがかけがえのない存在となった2人の関係がとても綺麗に描かれていました。
短編だと思えないような、映画を観ているような感覚になる物語でした。素敵な物語をありがとうございました❁