運命の人

青春・恋愛

天野 心月/著
運命の人
作品番号
1710063
最終更新
2023/11/07
総文字数
8,756
ページ数
1ページ
ステータス
完結
いいね数
0
 

「みかんちゃん、こんにちは」

 SNSで知り合ったわたしたちは
 桜の木の下ではじめて出逢った。

 
「もう恋なんてしないって決めたから」

 好きだった人を喪ったことはしっていた。

 それと同時に敵わないってこともわかっていた。
 わたしは一生あの子を越えれない。


「いちばんはいまでもあの子なんでしょ?」

 彼の瞳に映っているのはわたしじゃない。


「じゃあすべて話すから聴いてよ」

 明かされた彼の哀しい過去。

「……わ、たしは大丈夫だよ?」

 この関係に戸惑う日々。


「ほんとにこれでよかったの?」

 迷いに迷って自分で選んだ結末。




「これが……ハッピーエンドか」

 運命の人っていうのは恋愛に限った話ではない。
 人は出逢うべき人には必ず出逢える。

あらすじ
 SNSを通して出逢えたゆずと樹。
 彼は好きな人を亡くした哀しい過去をもっていて、恋愛はもうしないと決意。樹は、ゆずの優しさや明るさに助けられ次第に気になっていく。しかし、ゆずは自分でほんとにいいのかずっと悩み続ける。
 そんなとき聞いた桜の妖精さんのうわさ。願いをなんでも叶えてくれるらしい。自分だけの幸せ、彼の幸せ、果たしてゆずはなにを願ったのか。
 ゆずの望んだ結末とは?

この作品のレビュー

この作品には、まだ投稿されていません。

この作品の感想ノート

この作品には、まだ投稿されていません。

この作品のひとこと感想

この作品には、まだ投票されていません。

この作品をシェア

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

pagetop