わたしはただ、みんなで優勝したかっただけなのに。その気持ちが、みんなにとっては重かったのだろうか。
後輩たちの入学式の日に、必死にビラを配って呼び込んで、そして入部してくれた愛しい仲間たち。
あの時「目指すのはてっぺんです。厳しくいきますよ」と豪語しなかったわたしが悪いのだろうか。
浮かない日々は続き、大好きなバスケを辞めようと思った日もあったけれど、そんな時は幾度となく、この手紙がわたしのことを救ってくれた。
『近藤先輩の一生懸命な姿を見ていると、わたしもやる気が出てきます!』
毎朝下駄箱を開ければ入っている、心温まるメッセージ。
泣きたくなるほど陰鬱な日も、わたしが体育館へ足を運べたのは、この子が手紙をくれたから。
後輩たちの入学式の日に、必死にビラを配って呼び込んで、そして入部してくれた愛しい仲間たち。
あの時「目指すのはてっぺんです。厳しくいきますよ」と豪語しなかったわたしが悪いのだろうか。
浮かない日々は続き、大好きなバスケを辞めようと思った日もあったけれど、そんな時は幾度となく、この手紙がわたしのことを救ってくれた。
『近藤先輩の一生懸命な姿を見ていると、わたしもやる気が出てきます!』
毎朝下駄箱を開ければ入っている、心温まるメッセージ。
泣きたくなるほど陰鬱な日も、わたしが体育館へ足を運べたのは、この子が手紙をくれたから。