感想ノート

  • 作品、拝読しました。

    先が見えないほどの道を行くことになっても、前に進もうとしている紬。
    素直になれないけど、紬に寄り添ってくれる柴谷。

    「きみの物語が、誰かを変える。」というコンテストの名前通り、紬と柴谷の物語が、私を変えてくれました。

    特に「葉瀬はひとりじゃない」という柴谷の台詞が、刺さりました。

    いつか紬、柴谷、そして赤坂さん、夕映ちゃんが共に息をすることができますように。

    素敵な作品をありがとうございました。

    夜彩 2024/07/29 18:12

    夜彩 様

    はじめまして、如月です。
    作品読んでくださってありがとうございます。とても嬉しいです。

    紬と柴谷の特徴を夜彩さんがちゃんと掴んでくださって、言葉にしてくださったこと嬉しく思います。私も数々の素敵な本に自分を変えてもらった人間なので、私の物語が夜彩さんを少しでも変えることができているといいなと思います。

    無性に寂しくなったり不安になったりする時に、「葉瀬はひとりじゃない」と言われたら紬はきっと救われるんだろうなと思いながら書きました。

    夜彩さんも日々の中で、少しでも息がしやすくなりますように。この物語が、夜彩さんの心を少しでも救えていることを願っています。

    心あたたまる感想ありがとうございました🍀

    2024.07.30

    作者からの返信 2024/07/30 00:26

  • 遅くなりましたが、ようやくしっかり最後まで読めました!

    紬の気持ちの変化に胸がぎゅっと掴まれて、最初からずっと寄り添ってくれる柴谷くんが好きです。
    2回好きになってくれるのも、紬が過去のことをわからないまま前を向く終わり方もすごく好きです。 

    感想下手くそですみません、気持ちを残しておきたくて*
    素敵なお話をありがとうございました。

    川奈あさ 2024/06/27 13:46

    川奈あさ 様

    川奈さん感想ノートへのお立ち寄りありがとうございます!!最後まで読んでいただけたようで、嬉しいです。

    寄り添ってくれる男子素敵〜!!と思いながら書いていたので、川奈さんから「好き」のお言葉もらえただけで書いた甲斐がありました。
    2回好きになるってポイントもしっかり読みとってくださっててうれしいです、!!

    素敵な感想ありがとうございました(*^^*)
    お気持ちちゃんと届いてます🍀*゜

    如月

    作者からの返信 2024/06/27 17:52

  • 登場人物の描写やストーリー、物語と作品のテーマとコンテストのテーマへの結びつきなど、それをとっても凄く完成度が高いと感じた。正直、これが書籍化されていると言われてもなんの疑いを持たないと思う。それくらいに完成度が高かったように思う。

    何より良かったと感じたのは「未」の捉え方!物語全体を通じてマイナスの意味としてとらえるのではなくて「これからがある」っていう前向きな考え方だったのが凄くステキだった。物語全体にこの考え方が散りばめられていて読んでいて凄く勇気がもらえた。自分が今まだできていない事があってもこれからできるって前向きに考えるようにしたい。

    作品のテーマが「君がずっと言えなかったこと」に凄くぴったりな作品だった。それもただ単に相手に言いづらいから…とかではなくて、その登場人物がなぜ言えないでいるかが丁寧に描写されて凄く納得感があったし、何より自分本位ではなくて相手のことを大切に思っていて考えていることが伝わってきたからこそ、読んでいて自然に感情移入してしまっていた。柴谷も紬の両親も多分だけど隠さないで伝えた方が気持ち的に楽になりそうなのに、それでも言わないでいるのが紬への想いを表していたと思う。言わないけど知ろうとするのは止めないっていう両親のスタンスが、よかった。柴谷も過去を知った紬をせめるのではなくて一緒に夢に向かって歩んで行こうとするのがやさしさがあふれててよかった。この先二人で一緒に夢をかなえて欲しい。「言えないでいたこと」っていうのも、その裏に隠れたやさしさ、相手を想っていることが伝わってきた。

    最後には記憶が戻ると思っていたけど、記憶が戻るのではなくて「今の自分で、柴谷と歩んでいく」ことを選んだのが良かった。過去の自分と今の自分を比較してしまって過去の自分を知ることを怖がっていた紬が、それを乗りこえて前に進もうとしているが凄く伝わってきたから。最終的に記憶を失くことになった元凶である赤坂を許したのも凄いと思う。前を向く勇気、人を許す勇気、これこそが紬の強さであって柴谷が惚れていたんだと思う。

    「 きみの物語が、誰かを変える。」っていうコンテストのテーマにも凄くあっていて。タイトルにある「君と息をする。」と物語がマッチしていて読んでいて心が満たされていく感覚だった。

    まだ読めていない作品、今から凄く楽しみになってます!
    ㎰.文章硬いな~

    てる 2024/06/01 23:28

    てる 様

    お待ちしておりました。てるさん、いらっしゃい!!
    完成度が高いと感じてくださってなによりです。書籍化している未来を想像していただけると嬉しいです。いつか叶うといいな💭

    「未」っていうのは可能性を秘めた言葉だと思っているので、この物語の重要なポイントとして落とし込めたのではないかなと思っています。生きている限りは不安なこととかたくさんあるかと思いますが、前向きに捉えていきましょう!!

    作品テーマはかなりこだわった部分がありますね。主人公の紬が伝えたかったことだけではなく、彼女をとりまく人たちの思いも込めてあげたくて。多方面からの「君がずっと言えなかったこと」を表現しました!!
    紬に対する登場人物たちの思いを細かいところまで汲み取ってくださり嬉しいです。

    記憶が戻る戻らないという部分は私自身もかなり迷いましたし、戻ったほうが楽な部分があるなとも感じていて。でもだからこそ戻らない方を選びました。この先のお話は私にもわからないので、もしかしたらどこかで記憶が戻る日がくるかもしれませんが、少なくとも今作の中では新しい紬が柴谷とともに前に進んでいくという結末になりました。

    私の作品は暗めな女の子が主人公であることが多いので、今回は対照的な性格のヒロインを過去と今に分けて書くのが難しかったなと。ですがてるさんにはきちんと伝わっていたようなので、自信につながります。

    「君と息をする」という言葉、私も気に入っています。序盤での紬の息苦しさを感じとってくださった読者様ならなおさら、響くものがあるのではないかと思います🫧

    未読の作品でもてるさんのこと楽しませるつもりですので、何卒よろしくお願いしますー!感想お待ちしてますね。
    今作にも素敵な感想ありがとうございました!


    P.S.いいのです。硬い文章×ゴリゴリゴリ長文丁寧感想読者様こそがてるさんだから←
    私はちゃんと読んでくださってるんだなと分かるので嬉しいですよ🍀


    2024.6.2 如月深紅

    作者からの返信 2024/06/02 20:14

  • 記憶を失ってしまって、前の自分と比べられてしまうのは仕方のないことだけど、そう噂をされるたびに“自分はニセモノなんだ”と苦しんでいる紬を見て、今を生きているのは君だよ、と声をかけたくなりました。
    そんな紬にとって、柴谷くんの「おはよう、葉瀬」という声かけが、どれだけ救われていたのか。
    その人自身を見つけてあげることの大切さを教えてもらったような気がします。
    噂の的となってしまう学校は生きにくいけれど、柴谷くんの傍なら息ができる。
    どうしようもなく消えてしまいたいと願ってしまう紬がそう感じられたということは、それだけ柴谷くんが優しいということなのかなと思いました。
    柴谷くんの秘められた想いを知ったときは、愛だなと感じました。
    そして紬が記憶を失ってしまったきっかけ。
    いろいろな人の思いと憎しみが絡まったきっかけは切なくて、苦しくて、許せなくて。
    大人と子供の狭間で、間違いを犯してしまうのは仕方ないと言うには大きすぎる罪。
    その後悔は深く心に刻まれ、許された彼女が前に進めることを祈るばかりですね。
    未完成な彼ら。
    再び夢を追う彼ら。
    自分らしく生きていく彼ら。
    そんな彼らが、これからも心から笑いあっていけますように。
    素敵な物語を、ありがとうございました!

    碓氷澪夜 2024/05/13 11:59

    碓氷澪夜 様

    感想ノートへのお立ち寄りありがとうございます。紬への声かけが優しすぎて、私も一緒にその言葉をかけてあげたくなりました。
    そして「おはよ、葉瀬」という柴谷の言葉。この作品の中でのキーワードにするつもりで書いてはいたのですが、感想ノートで触れてくださったのは碓氷さんが初めてです。かなり意識して書いていたので、碓氷さんのなかに残っててよかった……!!見落としてしまいそうな部分をしっかり拾い集めてくださるので、碓氷さんへの信頼というか、作品を預ける安心感が半端ないんですよね。作者として満たされていく感覚がわかります。

    「おはよう」という言葉がないと起きた感覚がしなくて、誰かに言われて初めて一日の始まりを自覚する。目覚めて顔を合わせた時の言葉が世界で共通されているってすごいことだと思うんです。
    そして最後のシーン、彼の言葉はこの「おはよ、葉瀬」という言葉が浸透していたからこそ出てきたものなのかなと作者ながら勝手に思っています。
    柴谷によって葉瀬紬は目覚める。紬にとっても、柴谷にとってもお互いになくてはならない存在であることを意識しました。
    未熟だからこその葛藤だったり、失敗だったり、恋愛模様だったり。それがこの「青春」というジャンルで描けていると嬉しいです。


    いつも本当にありがとうございます。
    碓氷さんに最大級の愛と感謝を🍀


    2024.5.13 如月深紅

    作者からの返信 2024/05/13 18:31

  • 作品拝読しました!
    最初から最後まで柴谷くんが格好良すぎて、前の紬も今の紬も好きだという結論に、涙が出そうになりました。
    記憶を失った紬が、以前の明るかった自分とは全然違うという事実に、自分自身追い詰められていく様子がすごく印象的でした。もし自分がそうなったら、周囲の人からの期待に応えられない悔しさでいっぱいになっていたと思います。紬の気持ちを想像しながら読み進めると、紬が燈のことを許すのにどれだけ勇気が必要だったか、もう一度絵を描くのにどれほど決意が必要だったが、身に沁みて感じられました。

    最後は柴谷くんと共にもう一度夢を追いかけることができて、本当に良かったと心かから思えます。また、燈ちゃんにも幸せになったほしいです^^

    素敵な作品をありがとうございました。

    葉方萌生 2024/05/11 15:17

    葉方萌生 様

    如月です。まずは拙作を読んでくださりありがとうございます。紬の辛さというのは私も書いたり読んだりしていてかなりしんどかったです。なので読者である皆様のお力を借りて、少しでも辛さを分かち合えたらなと。前半どんなに辛くても、最終的にはきっと心が救われている。そんなお話になっていれば嬉しいです。
    そして柴谷のことも褒めていただいて…!心を込めて生み出したキャラクターなので、思い入れも強く、褒めていただけてこの上なく嬉しいです。
    ヒーローについて褒められると、頑張ったかいがあった!となるので🫧

    貴重なお時間をいただきまして、本当にありがとうございました。
    最後になりましたが、葉方さんにたくさんの幸せとご縁が訪れますように🍀


    如月

    作者からの返信 2024/05/11 18:04

  • やばいやばいやばいやばい…!
    面白すぎませんか、この物語!
    え、書籍化されますよね?って読み終えたあとつい思っちゃいました!!ほんとそれくらいの秀逸作!

    まずなんといっても、登場人物みんなの抱えている想いが苦しいほどに伝わってくるのが一番の魅力でした!紬や柴谷はもちろんなんですが、山井さんやきっかけを作ってしまった当事者さん(ネタバレ防止のため曖昧変換)の葛藤や黒い感情も共感できる!そしてそこも踏まえて「きみがずっと言えなかったこと」に結びつけている構成が素晴らしすぎました…!作中のテーマにも「きみがずっと言えなかったこと」を持ってくるのは上手すぎですよ…!それもおまけ程度じゃなくしっかりしてて鳥肌立ちました。これは勝てん。出直してきます。笑

    それから描写!途中の視点切り替えも上手くするすると言葉が沁み込んできましたし、とにかく言葉選びが繊細で純粋で真っ直ぐで瑞々しい…!変に飾るんじゃなくてありのまま、素の感情が綴られているのが本当にもうたまらなく良き良きです!
    また深紅さんの言葉遣いや句読点の使い方、私結構好きです!リズムというかテンポがすごくすごく心に合うんですよね。結構気を遣われているのかな?と思いました。見習わせていただきます。

    ストーリーそのものについても最後の最後まで惹き込まれました。これまでの記憶がなくなったところから始まり、おおよその理由まではなんとなく想像できたのですが、中盤以降そこから先の物語は特に圧巻でした!覚えていないからこその不安や悩み、そこから前を向くまでの様は読んでいて勇気がもらえました。彼女の人としての性格の本質はぜんぜん変わってなくて、強いなあってしみじみと感じていました。
    そして私も物書きの端くれだからこそ共感できることも多くて、心の中でめちゃくちゃ頷いていました。しかも大切な人との約束もあるならなおさらです。あれは辛い……。
    でもそこからのラスト!もう一度始まって、ゆっくりと取り戻すように進めていってからの終着点。「未完成な世界で、今日も君と息をする。」というタイトルにピッタリ!これ以上はありません。個人的には「息をする」って言葉が好きです!あのようなことになるんじゃなくて、それを乗り越えて生きていくことを彷彿とさせているようで最高です!
    やばい!文字数!
    とにもかくにも本当に素敵な物語をありがとうございました!

    矢田川いつき 2024/05/09 10:42

    矢田川いつき 様

    如月です。まずは拙作を読んでくださりありがとうございました。とても嬉しく思います。
    という真面目な挨拶はポイっとしまして、感想ノートはかなり砕けて好き勝手返信させていただきます←

    出だしからやばいやばい言われて笑いました😂純粋に嬉しいです。
    柴谷も紬も魅力的ですが、彼女たちを取り巻くキャラクターたちを大切にしたくて。「記憶を失う」という大きな出来事の背景を語るのに、どのキャラも欠けてはいけなかったと思います。視点を変えるとどのキャラにも共感できてしまう、という部分を毎作品かなりこだわっているので、矢田川さんの感想に机をバシバシしそうになりました(耐えた)
    作中テーマはどこに持ってくるかめちゃ悩んだので、矢田川さんの言葉を聞いて安心してます。

    視点切り替えはどうしても技量が必要になるのを分かっていながら、それでもやってみたくて…!!書きながら「この子はいったい何思ってるんだろう😩」と考えてました。矢田川さんの感想をいただいた今、さまざまな視点からたくさんの子たちの伝えたいことが込められたのかなとようやく思えています。

    言葉遣い、句読点、そうですね。かなり気にして書いてるポイントですが、まさかそこまで注目してくださるなんて👀これに関しては矢田川さんの分析力に敬服しました。さすがです。

    たしかに、物書きだからこその共感が多い作品だとは思います。私自身も紬の気持ちが分かるので過去回想は本当にしんどくて。そうだよね、つらいよなぁ…と思いながら書いてました。
    ですが書いていくうちに原因となったあの子の気持ちも見えてきて、余計に苦しかったです。圧倒的ヒロインに絆されていく感じとか、勝てないと自覚する瞬間とか、きっと苦しいんだろうなと。矢田川さんにも伝わっているといいなと思います。

    そして「息をする」ですね。そうなんです、息をするんです。これからも、柴谷や紬はもちろん、私たちも息をするんです。
    新しい紬が、柴谷とともにもう一度歩み出す。そんな紬の強さを、最後まで見守っていただき、ありがとうございました。

    久々の長文感想、とても嬉しかったです。間違いなく矢田川さんが本日の如月MVPです✨
    心温まる感想、本当にありがとうございました。


    最後になりましたが、矢田川さんにたくさんの幸せとご縁が訪れますように🍀


    2024.5.10 如月深紅

    作者からの返信 2024/05/10 00:22

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