花の二年二組。わたしたちのクラスが周囲からそう言われるのに、欠けてはならない人だった。わたしひとりいなくても、二組はそう言われていたかもしれないけれど、彼は違う。秋宮くんがいたからこそ、だからこそ二年二組はあそこまで一致団結できたんだ。
「ありがとね、秋宮くん……」
彼に感謝を伝えたら、一筋の涙が流れていった。
「応えることはできなかったけど、秋宮くんに好きって言ってもらえて、嬉しかったよ」
ねえねえ伊吹さん、胡都って呼んでいい?
胡都、俺と付き合おうよ〜。
胡都ってあれだな、ちょっかい出せば出すほど、味が出るタイプだな。
今まで思い出せなかった秋宮くんとの楽しい思い出が、次から次へと溢れてくる。
悲しい思い出は最後だけで、彼とはこんなにもたくさんの明るい日々を、共有していたのに。
胡都、やっと来てくれたんだ!ありがとう!
墓石の前、満面の笑みで喜ぶ秋宮くんの姿が見えて、わたしは膝から崩れ落ちた。
「ありがとね、秋宮くん……」
彼に感謝を伝えたら、一筋の涙が流れていった。
「応えることはできなかったけど、秋宮くんに好きって言ってもらえて、嬉しかったよ」
ねえねえ伊吹さん、胡都って呼んでいい?
胡都、俺と付き合おうよ〜。
胡都ってあれだな、ちょっかい出せば出すほど、味が出るタイプだな。
今まで思い出せなかった秋宮くんとの楽しい思い出が、次から次へと溢れてくる。
悲しい思い出は最後だけで、彼とはこんなにもたくさんの明るい日々を、共有していたのに。
胡都、やっと来てくれたんだ!ありがとう!
墓石の前、満面の笑みで喜ぶ秋宮くんの姿が見えて、わたしは膝から崩れ落ちた。