「そうか、僕はみきちゃんのことが好きなんだ・・・ずっとこの気持ちに蓋をしていたけれど、やっぱり僕は彼女の隣にずっといたいや」
「やっと気付いたか自分の気持ちに。俺といちはとっくに気付いてたけど、海がその気持ちに自覚するまで待ってたんだ。海も海で色々と悩んでたみたいだけど、もう焦ったくて聞いちゃったよ」
僕は今まで一人で心臓と戦ってきたと...でもそれは違った。彼らやみきちゃんがいてくれたから、僕は心臓に負けず生きようと思えるようになったんだ。
気付かぬうちに気持ちが支えられていた。いつまでも僕が死ぬことを頭に入れていてはいけない。人はいずれ死ぬ。心臓が原因ではなく、事故で死んでしまうかもしれないのだ。
そう思うと恋をしていけないと思っていた自分が急に馬鹿馬鹿しくなってくる。
「かっこ悪いな・・・僕。結局怖がっていたのは僕自身だったんだ・・・」
「ま、応援してるからいつかちゃんと海から告白しろよ!わからないことがあればいつでも相談に乗るからさ」
「ありがとう想太。気付かせてくれて色々と・・・」
想太は少しなんのことか理解していない様子だったが、今はこれでいい。彼にもいつか心臓のことを話す日が来るのだと、この時はまだ思っていたんだ...
「やっと気付いたか自分の気持ちに。俺といちはとっくに気付いてたけど、海がその気持ちに自覚するまで待ってたんだ。海も海で色々と悩んでたみたいだけど、もう焦ったくて聞いちゃったよ」
僕は今まで一人で心臓と戦ってきたと...でもそれは違った。彼らやみきちゃんがいてくれたから、僕は心臓に負けず生きようと思えるようになったんだ。
気付かぬうちに気持ちが支えられていた。いつまでも僕が死ぬことを頭に入れていてはいけない。人はいずれ死ぬ。心臓が原因ではなく、事故で死んでしまうかもしれないのだ。
そう思うと恋をしていけないと思っていた自分が急に馬鹿馬鹿しくなってくる。
「かっこ悪いな・・・僕。結局怖がっていたのは僕自身だったんだ・・・」
「ま、応援してるからいつかちゃんと海から告白しろよ!わからないことがあればいつでも相談に乗るからさ」
「ありがとう想太。気付かせてくれて色々と・・・」
想太は少しなんのことか理解していない様子だったが、今はこれでいい。彼にもいつか心臓のことを話す日が来るのだと、この時はまだ思っていたんだ...